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え!精液が赤い?血が混ざっている原因や病気の可能性について

2017/07/31

どんな状況で気づくかは別にして、自分の出した精液が赤いことに気づいて驚いたことはありませんか?

「え、精液が赤い?」というように驚きと不安がよぎったことと思います。

そんな時にまず頭に浮かぶのは、これはもしかしたら大変に重い病気なのではないだろうか、という心配でしょう。

しかし安心して下さい。先に書いておきますが、あなたが40代までの男性ならば、精液が赤くなること自体は多くの場合さほど大きな病気が原因ではありません。

もちろん治療が必要な場合もありますが、入院、手術、ガン、といったような怖い話にはあまりなりません。

そのあたりについて以下に詳細をご説明します。

精液が赤くなる・血が混ざる現象とはどういうことか?

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精液が赤くなる、と一言で言っても、その現象はだいたい2つに分けられます。

一つは、精液の色がピンク色や真っ赤になる、という現象。

もう一つは、精液の中に赤黒い小さな点々が混じる、という現象です。

これは簡単に言うと、精液の中に血が混じっていることによって起こる現象です。その精液の混ざっている量によって、それが真っ赤になったり、よく見なければわからないくらいの赤い点々になったりするのです。

こういう症状を医学上は「血精液症」と呼んでいます。

この精液の中にどれくらい血が混ざるかについては、その出血した血の量よって異なります。

また、その原因にもよりますが、場合によっては、以下のような症状を伴うこともあります。

・射精時に尿道に痛みを感じる
・おしっこをしたときにも尿道に痛みを感じる
・陰嚢(タマのほう)が腫れ上がったり、鈍痛がする
・鼠径部(竿のほう)に鈍痛を感じる
・腰や背中に痛みを感じる
・血尿が出る

などです。これもどの原因で、精液に血が混じっているかと密接に関連しています。

では、どのような原因で精液に血が混ざるのでしょうか?

精液に血が混ざる原因は?特に多いのは前立腺炎!

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原因はさまざま考えられますが、1番多い例としては「前立腺炎」です。

前立腺という言葉は比較的よく聞きますが、どこがそれにあたるのかよく詳しくは知らないという人も多いでしょう。

前立腺は、男性だけにある生殖器で、場所は膀胱の真下にあります。非常に小さなクルミくらいの大きさです。役割はまだ解明されていないことも多いのですが主な働きとしては前立腺液の分泌して、精液を作ることです。

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出典http://cpcpps.jp/about/

この前立腺が炎症を起こすことを「前立腺炎」と言いますが、主な原因は、大腸菌、クラミジアなどが感染していることが考えられます。

ただこう書くと恐ろしい病気のようにも思えますが、実際は世の中の男性の50%が一生に1回はかかる病気ともいわれています

この前立腺炎になると、精液に血が混ざると同時に以下のような症状も起こります。

・発熱
・尿道に不快を感じる
・おしっこをするときに尿道が痛くなる
・頻尿。おしっこの回数が増える。
・射精時にも尿道が痛む
・会陰部(睾丸と肛門の間です)に痛みを感じる
・ペニスを中心に下腹部の痛み
・尿道から膿が出る

などです。

こうなると尿道は完全に炎症を起こしていて、出血するので、精液に血が混ざるようになるのです。

ですので、精液が赤くなった時に上で書いたような症状が同時に起こっていたら、それは前立腺炎を疑ったほうがいいでしょう。

前立腺炎になった場合の治療法

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まず当然ですが、放っておいても自然治癒するようなものではないので、病院に行くことが重要です。受診する科は泌尿器科になります。

病院でする検査は、触診(直腸診)、尿や精液(前立腺液)を採取して顕微鏡観察、血液検査、超音波診断などです。

そして治療法ですが、そもそも前立腺炎には、細菌性のものと非細菌性のものの2つがあり、それぞれで治療方法が違います。

細菌性の前立腺炎の場合はと、細菌の感染による炎症が原因ですので、フラジールなどの抗生物質を服用すると、多くの場合は症状が治っていきます。

また、非細菌性の前立腺炎と診断された場合でも、前立腺液に細菌が含まれていなかっただけで、実際には前立腺のほうには細菌がいる可能性もあるため、その場合は抗生物質での治療で治ることもあります。

しかし、非細菌性の前立腺炎は、その原因はストレスや運動不足、デスクワークなどの長時間の同じ姿勢などが原因となっている場合もあります。詳しいメカニズムはまだわかっていませんが、骨盤内での血の流れが滞ることで発症するのではないかと言われています。

この場合は、ストレスの原因となっているストレッサーを排除する、仕事の仕方を変える、長時間座っていないで1時間1回立ち上がって散歩する、などの方法をとるだけで完治まではいかなくともかなり症状がよくなることが期待できます。

また、体質に合うかどうかにもよりますが、血の流れをよくする漢方薬でも症状が軽くなることもあります。そのあたりは医師またはしっかりした薬剤師のいる薬局で聞いてみましょう。

いずれにしても、前立腺は薬の効果が利きにくい器官で、抗生物質などを服用しても効果が出るまでに2~3か月かかる場合もあるので、完治するまではある程度の時間を見て根気よく取り組むことが重要です。

しかし、もちろん精液に血が混ざっている原因が前立腺炎ではない場合もあります

どんなことが考えられるのかはこの後に紹介しますが、その場合は検査を行っても、尿や前立腺分泌液に異常が出ません

いろいろなケースがありますが、その場合は特に治療は必要ではなく、自然治癒で2~3週間で治ることが多いです。

では、前立腺炎ではなかった場合の精液に血が混ざる原因についてもご紹介します。

精液が赤い・血が混ざっている!前立腺炎以外に考えられる原因

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精液に血が混ざる原因としてほかに考えられることを挙げていきます。

精液が赤い原因1:精嚢の炎症

精嚢とは、前立腺の後ろに2つ、対で存在する長さ5cmほどの袋状の器官です。ここからは精嚢液というものを分泌し、それが精液のもとになります。この精嚢液が、精子がペニスから子宮まで泳いでいくための運動エネルギーを与えていると考えらえています。

つまり、この精嚢で炎症が起き出血すると、精嚢液を通じて精液に血が混ざったり、あるいは直接的に精嚢から前立腺を通じて血が精液に混ざったりするのです。

この原因として考えられることには、感染症によるものと、もっと物理的に精嚢に結石がありそれが精嚢の内側を傷つけている、という場合があります。

精液が赤い原因2:射精管の閉塞(ふさがれる)

射精管とは、文字通りペニスの中にあって精液を射精するときに通る管のことですが、ここが何らかの理由でふさがれてしまうことで、周囲の血管が膨れ上がり最終的にはそれに耐えられなくなって破けます。

これによって出血し、それが精液が出るときに混ざって、精液が赤くなるのです。

精液が赤い原因3:腫瘍ができた

前立腺、精巣、精巣上体、または精嚢に腫瘍ができている場合もあります。

それはガンではない良性のポリープの場合と、悪性のガンの場合とありますが、いずれにしてもその腫瘍から出血して、それが精液に混ざって血が赤くなるのです。

精液が赤い原因4:血管に異常が発生した

原因は何かと特定していうことはできませんが、精液に血液が混ざって赤くなった場合、射精管など側に問題があるのではなく、血管そのものに異常が発生していることが考えられます。

動脈瘤や静脈瘤が知らない間にできていて、それが破れたなどです。

精液が赤い原因5:身体のどこかに病気が発症している

これもどこかに原因があるのか特定するには、病院で全身の検査をする必要がありますが、高血圧症、血友病、白血病、慢性肝炎などを疑ったほうがよいでしょう。

精液が赤い原因6:外からの刺激や、医療的な処置の後遺症

たとえばスポーツをしている時などに、下腹部を何かにぶつけたなどがあって、それが精巣を傷つけたりダメージを与えることがあります。その場合は、精巣の実際の傷や腫れたことによるうっ血などで血液が精液に混ざり、精液が赤くなることがあります。

あるいは、病院で前立腺の検査を受けた場合や、精管切除のような手術を受けた場合に、その影響で精液に血液が混ざることも考えられます。

精液に血が混ざってたいたらどうしたらよいのか

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では実際に精液が赤くなっていることを発見した場合にどうしたらよいのでしょうか?

以下にその対処法と、そのあとに受ける処置について説明します。

診察を受ける

まずは何はともあれ、病院に行って診察を受けましょう。

その場合、40才を境に診察の受け方と緊急性、そして病院のとる方法は変わってきます。

まず、40才以上の男性の場合は、前立腺ガンのような病気のリスクが高いのでそれを疑う必要があります。ですので、精液にに血が混ざっていることを発見した場合は早急に医師に相談する必要があります。それを受けて、医師はおそらくできるだけ早く血の混ざった原因を調べようとするはずです。

一方で40才未満の男性の場合で、精液に血が混ざっている以外に、上で書いたような症状がほかに起こっていない時はしばらく病院で診察を受けることを見合わせる方法もあります。しばらく時間を置くと、血液が自然に消えて精液が元の通り白い色に戻る可能性もありますのでその様子を見ましょう。

しかし、それでも依然として精液が赤くあり続けた場合や痛みや発熱などのほかの症状が出始めた場合は、すぐに病院に行って診察を受けましょう。医師は、前立腺検査や精液や尿の分析を行って、精液に血が混ざった原因を調べるはずです。

治療はどのようなことになるのか

まず、もっとも前述のように問題の少ない原因によって精液に血が混ざっている場合は、自宅で自分で治療することも可能です。

その場合は先に書いたように、自宅で安静にして精液が元の色に戻るか様子を見ましょう。それがなかなか戻らない場合、そして別の症状が出た場合は、病院に行く必要があります。

外傷などの要因で、精液に血液が混じる場合は、休息して身体が自然に癒するのを待つことがいいでしょう。また鼠径部に腫脹がある場合は、患部を冷やすことも効果的です。しかし、症状に注意してもし悪化するようであれば医師に連絡してください。

病院の診察を受け、検査をした結果、精液に血が混ざっている原因が菌の感染による場合は抗生物質を処方されることになるでしょう。

しかし、その原因が射精管の閉塞やそのほかの病気の場合は、もっと根本的な治療や、あるいはその病気によっては手術が必要なことになるかもしれません。特に射精管の閉塞が膀胱結石によるものだとした場合は、早急にその石を取り除く手術をすることが必要です。

さらに、精液に血液が混ざる原因が前立腺ガンなどのような場合は、ガン専門医を紹介され、その治療をすることになります。

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まとめ

以上、精液が赤くなった時、そしてそれが血が混ざっているためだった場合の原因と対策について説明しました。

中にはガンの話などちょっと恐ろしいものもありましたが、冒頭に書いたように、ほとんど場合はそのような重い病気が原因ではなく、しばらく様子を見れば治るようなレベルのものだということを最後に書いておきます。

ですので、精液が赤くなっていても、いたずらに驚いたり動揺したりせずに、落ち着いて対処をしましょう

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