神話の時代から存在し、いまも多くの種類が手に入る媚薬。
AVでも媚薬効果で女性が激しく求めてくる様なシーンを見ては、
「本当にこんな効果があるのか?」
と疑問に思ったことは男性であれば一度はあるはず!
好奇心から試してみたいと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
今回はそんな男性にとって、夢のような媚薬について色々とまとめてみました。
媚薬の歴史からそのタイプ、副作用など使用にあたっての注意点などを見ていきましょう!
神話の時代からあった媚薬
媚薬は英語で「aphrodisiac」。
これはギリシア神話に登場する愛と美の女神・アフロディーテ(Aphrodite)に由来します。アフロディーテより、ビーナスという呼び方の方が一般的でしょうか。
ギリシア神話には媚薬や惚れ薬のエピソードがよく登場します。
例えばかの有名な英雄・ヘラクレスの死因は、妻が媚薬と間違えて毒薬を服に染み込ませてしまったこと。
全身が毒で焼けただれたヘラクレスは、絶望のあまり火に自らの体を投げ込みます。
古代エジプトではハチミツやワニ、レタスが媚薬だとされ、さかんに食されていました。
ハチミツとワニは精力のつきそうなイメージがするのでなんとなく分かりますが、レタスはなぜ媚薬だと考えられたのでしょう?
実はレタスの茎を折った時に出る白い汁が、精液を連想させるからというなんともバカバカしい理由なのです!
ヨーロッパや地中海世界では神話に登場するほど古くから存在していた媚薬。
アジアも負けていません。
4世紀のインドで成立されたとされる、世界最古の性愛書『カーマスートラ』にも媚薬の製造法が詳しく紹介されています。
日本にも、中国を経て媚薬の概念が伝わってきます。サンショウウオやヘビが精力を高める薬として珍重されたのです。
なぜ媚薬は禁じられたのか?
中世になり、欧州でキリスト教が政治的影響を強めると状況は変わってきます。
媚薬、あるいは惚れ薬はキリスト教の精神から大きく外れるため、教会が厳しくいさめるようになったのです。
キリスト教だけではありません。イタリア人、ギリシア人、ユダヤ人、アラブ人など多民族、多宗教が共生していた中世のシチリア王国でさえ同じです。初代シチリア王であるルッジェーロ2世は媚薬の使用を法律で禁じました。
中世の媚薬とはどんなものだったのでしょう? レシピの一部が現代にも伝わっています。
・ハトの心臓、スズメの肝臓、ツバメの子宮、ウサギの腎臓を乾燥させて粉にしたもの。
・黒猫の肝臓の粉末をブラックティーに混ぜ黒いティーポットで煎じたもの。
・魔術師の内臓(心臓や肝臓など)を乾燥させ挽きつぶしたもの。
・墓地の土、ヒキガエルの毒、山賊の肉、ロバの肺、埋蔵された死体の一部、雄牛の胆汁。
なんとも不気味で残酷な材料ばかりです!!
宗教的な規範に反するのはもちろん、一般的な道徳観、倫理観からも大きく外れる媚薬は、中世ヨーロッパで厳しく禁じられ、たとえ実際には効果のないものであっても、製造者は死刑をはじめとする厳しい処罰を下されることになりました。
媚薬がタブーとされたことには、もうひとつの理由があります。
上で述べた媚薬の原料をもう一度眺めてみてください。
動物の心臓や肝臓、ハチミツ、ヘビ、サンショウウオ…媚薬ではなく滋養強壮の薬だと考えれば納得できませんか?
農業や畜産、医療が未発達で、栄養不足に陥りやすかった昔は、滋養強壮作用のある食べ物は貴重でした。
媚薬という名目の下、人々は栄養価の高い食材や薬を懸命に探していましたし、錬金術師たち(当時まだ化学者という職業は存在しませんでした)は合成という手段で生み出そうとしていました。
いつの時代も人間は他人にぬけがけされるのを好みません。
他人が栄養豊富な食べ物を手に入れるのは許せないのです。
かくして、宗教的規律や道徳に反するという理由とは別に、互いにけん制しあう形で媚薬(=滋養強壮薬)は規制されていったのです。
タイプ別・現代の媚薬の成分について
普通に生活していれば餓死する心配のない現代では、滋養強壮薬としての媚薬を懸命に追い求めることはなくなりました。
しかし、かつて媚薬として使われていたものは「ハーブ」「エッセンシャルオイル」というソフトな表現で今も愛用されています。
現在ではサプリや、ホルモン配合クリームなど本来の用途とは違うところで、媚薬として利用しているものもあります。
また、一部の人からは勘違いされているようですが、バイアグラのようなED治療薬は決して媚薬ではありません。
勃起薬にはムラムラ感をアップさせるような効果はありませんからね。
では、タイプ別に分けてポピュラーな媚薬をご紹介しましょう。
伝承薬(古くから伝わってきたハーブや生薬)
・イランイラン
インドの古代医術アーユルヴェーダでも使われるハーブです。リラックス効果と高揚作用を併せ持つとされています。
・ローズマリー
肉料理によく合うハーブ。エッセンシャルオイルには興奮作用があるとされています。
精力剤(主に男性向け精力剤として販売されているもの)
・マカ
ペルー原産の多年生植物。男性ホルモンの分泌に必要な亜鉛やビタミン、アミノ酸を豊富に含みます。
ホルモンのテストステロンやエストロゲンの増産を手助けしてくれると言われています。
・トンカットアリ
マレーシア原産のハーブ。精子増産だけでなく、女性のホルモンバランス調整にも役立つと言われています。
・ガラナ
アマゾン川原産の果実。チョコレートやガムの成分にもなっているのでおなじみでしょう。
インディオが眠気を吹き飛ばすために用いたそうです。疲労回復や滋養強壮の効果があるとされています。
ED治療薬(勃起不全の改善に開発された医薬品)
・バイアグラ
いくつかあるED治療薬の中で最も有名なものです。血行をうながすことで、勃起の手助けをします。
・ガラナポーン
いわゆる「ヨヒンビン製剤」の代表的商品です。バイアグラとは薬理機序が違いますが、血管拡張という作用は同じです。
性ホルモン剤(男性、女性ホルモンを配合した薬)
・プレマリン
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンを補う医薬品(錠剤)です。
本来は更年期障害にともなうほてり、のぼせ、発汗、冷え、動悸、月経不順、残尿感といった症状を緩和する薬です。
しかし、性欲を高める目的で使う人もいます。
・ルエストロジェル
プレマリンと同じタイプですが、こちらは塗り薬です。
・メノエイドコンビパッチ
エストロゲンだけを補充すると子宮がんのリスクが上がるため、黄体ホルモンを配合した貼り薬です。
・グローミン
男性ホルモンであるテストステロンを配合した塗り薬です。
刺激性物質
乳首や膣、尿路に塗布するもので、即効性が高いと言われています。
・ビゴレルボディクリーム
精液の原料となるアルギニンを配合。ローションの代用にもなります。
・ニップルニブラーズ
乳首に塗るタイプ。口に含んでも無害な成分でできています。
媚薬の効果と副作用
伝承薬
主に芳香剤や入浴剤として用います。
ハーブの多くは料理にも用いられているので、安心して体にとりこむことができます。
めだった副作用がない一方、劇的な効果や即効性も期待できませんが、長く付き合っていくにはよいのではないでしょうか。
一部のエッセンシャルオイルは妊娠中、授乳中の女性に使えないので注意してください。
精力剤
コンビニで手に入るものから、通販でしか入手できない高額商品まで多岐にわたります。
商品によってマカなど有効成分の配合量が大きく違っているので、購入前によく確認しておく必要があります。
アミノ酸やビタミンなど滋養強壮、疲労回復の手助けをする成分が含まれているのは事実ですが、どれだけ摂取すれば実効性があるかには明確な基準がありません。
また、成分によって一定量以上は体外に排出されてしまうものもあります。
多くの商品が「副作用なし」をうたっていますが、実際には嘔吐や下痢などが報告されており、服用には十分な注意が必要です。
用法用量をきちんと守り正しく服用しましょう。
性ホルモン剤
ED治療薬と同様に、本来は更年期障害など別の疾病に用いられるものです。
エストロゲンが急激に下がってしまうといった症状のある方でない限り、効果を実感できないのが実情です。
性欲が高まる可能性はありますが、それ以上に副作用の危険性があります。
薬によっては子宮がんのリスクを上げてしまうものもあります。
薬の正体を隠して女性に飲ませることは絶対に避けましょう。
クリームタイプの男性ホルモン剤も注意が必要です。
朝勃ちがよみがえった、勃起力が増したという報告がある一方、睡眠時無呼吸症候群の方は使えないなどの禁忌事項があります。
使用を中止すると効果がなくなりますし、前立腺腫瘍のリスクが高まるという副作用もあります。
媚薬ではなく、男性の更年期障害に用いる薬だと認識してください。
刺激性物質
商品の多くは、ハーブやビタミンを配合し口に含んでも無害とうたっています。
一方で、独特の匂いや味が気になるという声もあります。
粘膜に塗布するものなので、使用にあたっては男女問わず十分な注意が必要です。
最初は皮膚の薄いヒジの内側などに少量縫ってみて様子をみましょう。
パートナーに知らせずいきなり試すことは避けるべきです。
何種類かの媚薬を服用した場合、見ているものすべてが青色に見えてしまうなど色覚異常の副作用も報告されています。
海外通販など詳細が分からないものにはむやみに手を出さず、必ず医師に確認してから使用するようにしてください。
ED治療薬
あくまで血管を拡張して勃起を手助けするものなので、性欲を高める作用はありません。
糖尿病で血管や神経に障害のある場合は効きずらかったり、効果の出ない場合があります。また、女性が服用しても効果はありません。
決して媚薬ではないことを認識しておきましょう。
血管拡張によるめまい、動悸などの副作用が報告されています。
まとめ
媚薬はかつて滋養強壮薬としての効果もありました。
ED治療薬には性欲増進の作用はありません。
性ホルモン剤は本来の用途で使用しましょう。
どのタイプの媚薬も、著しい性欲増進をうながすものではありません。媚薬で女性が激しい反応を見せるのはAVの中だけと割り切りましょう。
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私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
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ただ、
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※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。