(本サイトはアフィリエイト広告を含んでいます)
バイアグラなどED治療薬の偽物が出回っています。
インターネットから購入したED治療薬の4割が偽物という衝撃的な報告も!
パッケージは精巧に作られており、画像では判別困難。しかし中身は有効成分がないものや、逆にはるかに多く含まれているものも。
効果がないどころか、重篤な副作用の危険性まであるのです。
偽ED治療薬をめぐる現状、正しい購入法をお伝えします。
目次
10年前からあった偽バイアグラ!

出典https://men.libraclinic.com/viagra/
偽バイアグラはいきなり登場したものではありません。
バイアグラ発売開始から8年後の2007年6月、製造元であるファイザーは「バイアグラ錠」(一般名:クエン酸シルデナフィル)を保護する「特許権」に関し、全国の税関に輸入差止申立てを行い受理されました。
これによりバイアグラを模して作られた不法ED製剤を税関が没収、廃棄できることになったのです。
ファイザーはその前年にもバイアグラの「商標権」について税関に輸入差止申立てを行っています。2000年代中頃から、ファイザーが偽バイアグラの存在に頭を痛めていたことが分かります。
ファイザーによる輸入差止申立てが認められたことで、07年には偽バイアグラなど医薬品の輸入差し止めが急増します。
差し止められた偽医薬品は9万6591錠。06年の約23倍にあたる膨大な量です。うち8割がバイアグラなどED治療薬でした。
偽ブランドのバッグ、衣類、時計などを含めた偽造品の総計は2万2661件。史上初めて2万件を突破し、6年連続で最多を更新しました。
偽物の約6割は中国製。さらに韓国、香港、タイ、フィリピンと続きます。ネット通販が定着したことで、1件あたりの小口化が進んだことも特徴でした。
偽バイアグラがアウトブレイクした2016年
2016年9月、偽バイアグラ30万錠を所持していた疑いで、中国籍の貿易商が逮捕されました。(引用元:時事通信)
バイアグラ1錠あたりの相場はおよそ1600円ですから、なんと4億8000万円分も売りさばこうとしていたことになります。
押収された偽バイアグラには、いずれもファイザーのロゴが刻印されていました。

出典https://www.ttiec.com/column/gold_viagra.html
金色に着色されたラベルには「ゴールドバイアグラ」と書かれており、有効成分の含有量は日本で販売許可されている上限の約4倍。膨大な量にもさることながら、無謀なまでの有効成分含有量にも驚かされます。
同年11月、ED治療薬を販売する4社は合同で、ネット販売されているED治療薬の4割が偽造品だったとする調査結果を合同で発表しました。(引用元:毎日新聞)
調査と声明を行ったのはバイアグラを扱うファイザー、レビトラを扱うバイエル薬品、シアリスを扱う日本新薬と日本イーライリリーです。
4社は日本とタイの調査会社に依頼し、両国でネットの輸入代行業者のサイトから計70点を購入。真贋の判定と成分分析を行いました。
すると4割にあたる28点が偽物だと判明したのです。
偽物の品質にはばらつぎがあり、有効成分の含まれていないものや、逆にオーバーしているもの、不純物の混じっているものもありました。健康被害につながるおそれもあるとして、4社は注意を呼びかけました。
大阪の偽バイアグラ大量所持事件、製造元4社の緊急アピール。その背景には10年前とは比べ物にならない偽ED治療薬の横行があるのです。
財務省の調べによると、15年、日本の税関で輸入差し止め偽治療薬は1030件。10年前の11件に比べると約100倍にあたります。
13年に一度減少したものの、偽治療薬は再びハイペースで増え続けているのです。これらの大半は偽ED治療薬でした。
危険!偽バイアグラのメッカ・中国
偽ED治療薬が日本に入り込もうとする方法は二通りあります。
まず業者による密輸。そしてED治療薬を求める個人ユーザーが自ら持ち込もうとするケースです。
中国の地方空港は近年まで、日本語で「バイアグラあります」と書かれた怪しげな看板がありました。旅費を差し引いてもなお正規品より安いからという理由で、中国の地方都市へバイアグラを買い求めにくる日本人が後を絶たないのです。
中国には健康保険制度がないため、医者にかかろうとするととても高くつきます。そこでほとんどの場合、医者に頼らず薬局の薬で治そうとします。そのため、中国ではコンビニのように薬局が乱立しており、しかも医薬品全般が割安なのです。
バイアグラは普通に薬局のショーケースに並んでいます。欧米からの並行輸入品もあれば、中国語パッケージのものもあります。どちらも日本で購入するよりはるかに割安。並行輸入品はやや高い値段に設定されています。
ちなみにバイアグラの中国語表記は「万艾可」。「艾」は薬草の意味なので、「1万回でもできる薬」といったニュアンスでしょうか。
ファイザーはバイアグラの中国版パッケージを製造していないので、この「万艾可」は偽物。中の錠剤はバイアグラと同じ青いひし形でファイザーの刻印も入っていますが、成分はまったく不明です。
16年9月、中国の南寧でバイアグラ密造グループが摘発されました。彼らの作っていた偽バイアグラの成分は小麦と麦芽糖。こんな原料ならさぞぼろ儲けできたことでしょう。

出典https://www.ed-info.net/caution/forgery/forgery01.html
中国製の医薬品密造は何度も報じられていますが、それでもバイアグラを求める日本人は少なくありません。自ら買い出しにくる人もいれば、出張の土産感覚で安易に購入する人もいるのです。
タイで夜遊びと一緒にバイアグラ

出典https://huglog.jp/2014/10/03/4153/
中国を追うように、偽バイアグラの密造元として台頭してきたのがタイです。
タイの薬局ではバイアグラ、シアリス、レビトラいずれも手に入れることができ、やはり日本より割安。しかし、メーカー4社の合同調査で明らかとなったように、4割以上が偽物なのです。
中国の薬局にある「万艾可」はなんとも言えない「まがいもの感」をかもし出していますが、タイの偽ED治療薬はすべて英語表記のパッケージ。ロゴの印刷も精巧で、素人目には本物と区別できません。
店員はカタコトの日本語を話せますし、処方箋いらず。まとめて買うと割引してくれます。
インド製のジェネリック(こちらは何やら怪しい雰囲気)と並べて陳列されているので、「怪しいジェネリックを買うくらいなら…」とつい偽バイアグラに手を出させるような仕掛けになっているのです。
近年は取り締まりが厳しくなりましたが、タイでは風俗店がまだたくさんあります。タイでは外国人でも出店できるので、日本人の経営する日本人向け風俗店も盛ん。
暖かいタイでゴルフを楽しみ、格安バイアグラを買って日本語の通じる風俗店で遊ぶのが、日本人男性の定番コースとなってしまっているのです。
もちろんタイの薬局まで出向かずとも、「タイ製のジェネリック」をうたった格安ED治療薬の販売サイトもあります。日本人の意識やモラルが変わっていかないかぎり、タイ製偽ED治療薬はまだまだはびこり続けるかもしれません。
やはり危ない中国製精力剤!副作用で死のリスクも!
バイアグラよりさらに安価だからという理由で、中国製の精力剤に手を出す人もいます。
ネットでは「男根増長素」「威哥王」といった、いかにもな名前の中国製精力剤が出回っています。
例えば、男根増長素には「鹿鞭、淫羊素、亀甲、山茱萸、西洋人参など貴重な漢方薬を精選し、 最新の低温抽出技術で濃縮された精力剤」「短時間でペニスを増大し、血液循環を改善し、血流障害を解消し、セックス時間を延長し、早漏を抑制する」ともっともらしい説明が書かれています。
「価格が安いし、漢方の本場だから」と安易な気持ちで手を出してはいけません。
ネットの個人輸入代行で入手した中国製精力剤を服用した日本人男性が、低血糖による意識障害等をおこし入院する事件も起こっています。
この男性が使った薬には、医薬品成分であるグリベンクラミドとシルデナフィルが検出されました。グリベンクラミドは糖尿病治療に用いる血糖降下剤、シルデナフィルはバイアグラの成分です。どちらにもペニス増大、早漏抑制の効果はありません。
肝機能、腎機能障害のある方には使えないといった禁忌事項もあり、うかつに飲んではいけない成分です。
成分の分からない中国製精力剤を個人輸入で手に入れることは絶対に控えましょう。漢方薬も医師や薬剤師、漢方医の説明を受けて購入するのが望ましいのです。
なぜ偽バイアグラを手にするのか?
ここまで偽ED治療薬が跋扈する背景には、やはり「性の悩み」という独特の事情が影響しています。
専門機関に通院するのは気が引けるし、薬局に行くのも恥ずかしい。そこで自然と通販サイトに目が向いてしまうのです。
EDを扱うクリニックでは、女性スタッフのいる受付を通さず男性医師から直接バイアグラを手渡しするなど、男性心理を考慮した試みも始まりました。
しかし、一番大切なのは本人の意識。処方箋であるバイアグラなどED治療薬は必ず医師の処方を受け、輸入品には手を出さないように心がけてください。
まとめ
摘発された偽ED治療薬は10年前の約100倍も!
偽ED治療薬には有効成分が含まれていなかったり、逆に多すぎることも。効かないばかりでなく、重篤な副作用を招く危険性があります。
処方箋なしの格安バイアグラを求め、中国やタイに出かける日本人が後を絶ちません。
ED治療薬は医師の処方を受けることが何より大切です。
本気で精力をなんとかしたい人におすすめの方法
- どうしても満足のいく勃起がしたい!
- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
⇒精液をドバドバ増やしたい人の為のおすすめサプリBEST3!
※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
【関連記事】