「メンズ生理」という言葉をご存知ですか?
なんと女性の生理のように、男性にも約1ヵ月(28日)周期で性欲が低下したり、イライラする時期が訪れるのです。
男女の性欲に差がある理由や、メンズ生理のしくみについてご紹介しましょう。
目次
生存のために必要だった一夫多妻制

出典https://www.ifuun.com/a20165141845/
「一夫多妻制」という制度に対して、みなさんはどう感じるでしょうか?
「貞操観念がない」「女性を従属させているから男女差別」といった批判的意見はあるでしょう。「日本ではすでにすたれた文化。発展途上国でしか残っていない制度」と決めつける人もいるかもしれません。
しかし人類の歴史を振り返ると、一夫多妻制には合理的な側面もあるのです。
体格で勝る男が狩猟に出向き、出産する女は子育てをするという構図は男女差別などではなく、理にかなったものでした。危険な狩りをする男は、命を落とす確率が高くなりました。女は危険度の低いすみかで育児や家事に専念できます。また、子孫を残す必要性から、女性の方が体質的には強健にできています。そのため人類の歴史が始まった頃の男女比は、女>>男という偏ったものでした。
伴侶が狩りで命を落とすと、残された妻子は誰かの庇護の下で生活しなくてはいけません。これが一夫多妻制のはじまりです。
女性は性的にも経済的にも男性から支配されることになりますが、複数の妻たちで家事や育児を分担できるというメリットもあります。
複数の妻を持てる男性は強くなければなりません。誰よりも獲物を狩ってくる力量がなければ妻たちを養うことができないからです。複数の妻を持てるということは、自分の遺伝子をより多く残せるということでもあります。そのため男たちは、より強く、より多くの女を求めるようになりました。
男性の性欲が強いのは、一夫多妻制だった狩猟民族の頃から刻み込まれた必然なのです。
やがて農耕と定住生活が始まると、女>>男だった男女比は徐々に均等な割合になっていきます。ただし、太古から変わらず出生率は男性の方がほんの少し高いままです。男性の方が免疫力など体質的にやや劣るため、それを補うように生まれてくる数も多くなるのです。
医療やインフラの進んだ現代では、幼いうちに命を落とす確率も減りました。そのため、一夫多妻制どころか結婚できない男性が続出することになってしまいました。しかも、強い性欲は残ったままです。
はるか未来には、一妻多夫制で性欲も女性優位の時代が来るのではないでしょうか。
女好きや営業マンがガツガツしている理由
一般論として、女性に比べ男性の方が性欲を強く持っており、しかも周期性がないように見受けられます。いわゆる「のべつまくなし」なイメージがあるのではないでしょうか。
実際に脳の構造を調べてみると、確かに男性の方が性欲で勝っているのではと思わせる事実が出てきます。
例えば性欲、食欲など人間の本能をつかさどる脳の「視床下部」という部位。視床下部の中でも性欲に関係する部分の大きさは、女性より男性の方が約2倍も大きいのです。
性欲の命令を発信する「本社」が大きければ、それを伝令する「社員」もまたたくさんいます。性欲の源となるホルモン「テストステロン」は、男性の方が20倍も多く分泌します。
テストステロンは性欲だけでなく、筋肉の発達をうながすホルモンでもあります。一般的に男性が筋肉量でまさっているのは、テストステロン分泌量の差でもあるのです。
視床下部をさらに会社組織で例えるならば、男女には「立地」の差もあります。男性の性欲中枢は「摂食中枢」のそばに位置しています。摂食中枢とは「おなかが減った」と感じる部位。対して女性は「満腹中枢」のそばに性欲中枢があります。
男性の場合、摂食中枢が空腹感を感じると、近くにある性欲中枢も刺激されやすくなります。
対して女性は満腹感が満たされて、ようやく性欲のスイッチが入るのです。
性欲の強い男性に対して、「あいつはガツガツしている」と表現しますが、実は脳のしくみを的確に言い表しているのです。ちなみにテストステロンの量は意欲や野心にも影響します。「ガツガツとした営業マン」という言い方も、また脳のメカニズム的に正しい表現なのです。
直立歩行が女性の性欲を減らした!?
妊娠5ヵ月目の「戌の日」に神社へ安産祈願するしきたりは現代でもすたれていません。安産の神様で知られる東京の水天宮には、毎日ひっきりなしに参拝の方が訪れます。戌の日にお参りする理由は、古くから犬のお産が軽いと言われてきたため。対して人間のお産は神頼みが必要なほど命がけなものでした。
人間は直立歩行を選んだことにより、内臓の重みをすべて骨盤が支える構造になりました。そのため骨盤は、筋肉の帯がカゴの目のように交差する形状になったのです。
必然的に産道は狭く、内臓の重みでつぶれた格好になります。人間の出産が大変なのは直立歩行の代償でもあるのです。
体毛も薄く筋力も弱い人間は、火という武器を手に入れるまで、自然界でずっと弱い立場にありました。そのため繁殖期という概念がなく、いつでも子孫を残せるよう年中、欲情するようになったのです。
しかし、お産は命がけでしたからそう何人も産めるものではありません。そこで、女性は本能的に性欲にストッパーをかけるようになったと言われています。一方、男性には出産のリスクがありませんから、いたずらに一年中性欲をもてあましてしまうようになったのです。
このように、人類の生活史、脳のしくみ、体のしくみ、いずれも男性の方がより性欲が強いことを示しているのです。
実は男性の性欲にも周期がある!?
身体の構造的にも歴史的にも性欲が強いさだめにある男性ですが。実は一定の周期で強弱があります。
「骨盤周期」という言葉をご存知でしょうか? 約28日間のサイクルで骨盤が開いたり閉じたりするサイクルです。骨盤の開閉に合わせて、男女ともコンディションに変化が見られるのです。
骨盤周期は女性の心身で説明した方が分かりやすいでしょう。
骨盤の開いている時期が排卵期、生理の時期にあります。この時期は、出血はもちろん人によってめまい、貧血、下腹部の痛み、イライラなど様々な不調が起こります。
対して骨盤の閉じている時期は黄体期。体調も戻り、女性ホルモンのはたらきで肌のツヤもよくなり、「女性らしさ」が存分に発揮される期間です。
男性も骨盤の開いている約2週間は、テストステロンと精液の生産量が低下し、メンタルもイライラして気力も低下しがちに。性欲も減少傾向になります。やがて骨盤の閉じる時期が来ると、性欲も精子生産も高まってくるのです。最近ではこれを「メンズ生理」とも呼びます。
骨盤が開閉するのは、汚れた血液や老廃物を排出しやすくするため。心身の不調を伴いながらも体内から毒素を出し、受精しやすい環境を整える本能なのです。
では、出産の機能がない男性の骨盤も開閉するのはなぜなのでしょう?
実は、体内で男性へと変化した時のなごりなのです。
妊娠6~7週目の胎児には「ミューラー管」と「ウォルフ管」という組織ができあがります。ミューラー管は将来、卵管や子宮になる器官。ウォルフ管は精管や精嚢になる部分です。8週目までの胎児は男性、女性どちらにでもなれる構造になっているのです。
妊娠12週でようやく性器の分化が始まり、20週目で胎児の脳内にある性ホルモンの割合によって、男性らしい性行動をとるか、女性らしい性行動をとるかが決まります。
受精した時、染色体の数によって性別は決まりますが、男女に分化するのは少し後になってから。そのため骨盤の開閉するしくみが男性にも残ってしまったのです。
睾丸周期を知って充実した生活を
生理のように明確な症状がないので、睾丸周期をつかむのはなかなか難しいもの。
女性が基礎体温をこまめにつけるのと同様に、心身の状態やセックス、マスターベーションの回数を毎日記録していくと、周期性に気づくかもしれません。
性欲の差に悩んでいるカップルは、骨盤の閉じている時期に合わせるようにすれば、より満足いくセックスができるようになるかもしれません。
性の問題だけにとどまりません。納期やプレゼンの日を、骨盤の閉じている時期に合わせれば、よりクオリティの高い仕事ができるのです。
「男は性欲が強いもの」と決めつけてしまうと、つい見下したり嫌悪する気持ちもわいてきますが、人類の歴史が生んだ必然であり、骨盤の機能は女性と同じなのだと考えると、少し許せる心境になれるかもしれませんね。
まとめ
狩りで男たちが命を落としたことから、一夫多妻制が生まれました。
より多くの妻を持つため男たちは本能的に性欲が強くなりました。
出産は危険をともなう行為だったので、女性は性欲にブレーキがかかります。
男性には、骨盤の開閉によって性欲とコンディションが上下する「睾丸周期」があります。
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