お酒を飲んで酔った勢いでホテルまで連れ込んだものの、肝心な場面で中折れ…
なんて経験はありませんか?
せっかく盛り上がっていた気分もそれでは台無しですよね。
立たせようと思えば思うほど、その思いとは裏腹に萎えていってしまうものです。
今回は、アルコールによって勃たなくなるしくみや原因、飲酒後でも性生活を楽しむための対処法をご紹介していきます!
目次
お酒は極上のシチュエーションをもたらす?
普段は厳しい上司がニコニコと笑顔になったり、無口な同僚がぽつぽつと打ち明け話を始めたり。
お酒を飲むと気分が盛り上がり、ざっくばらんな雰囲気ができ上がってきますよね!
かつては、アルコールのおかげで感覚がマヒしたおかげと考えられてきましたが、脳科学が進歩した現在では、より詳しい「酔った時の脳のしくみ」が分かってきました。
「ドーパミン」という言葉をご存知でしょうか?
「ゲームをしているとドーパミンが出てくる」といった使い方をするように、意欲や快感、多幸感をもたらす、脳内の神経伝達物質なのです。
趣味や楽しいことに没頭している時、人間の脳ではドーパミンが分泌されています。
お酒を飲んだ時にも、このドーパミンが放出されます。
人間は心身ともにバランス感覚が備わっていますから、ドーパミンが出すぎて暴走しないように、その働きを抑え平静な気持ちにするための脳内物質も同時に分泌されるしくみになっています。
ところがアルコールの場合は、ドーパミンを抑えるGABA(ギャバ)などの脳内物質を抑制してしまうのです。
脳内でドーパミンが優位に立つので、楽しい気分はどんどんふくらんでいくのです。
お酒を飲むと、さらに「セロトニン」という脳内物質も分泌されています。
セロトニンは抗うつ剤の成分にもなっており、不安や恐怖を鎮め、心を穏やかにする作用があります。
一方、注意力や集中力を高める「ノルアドレナリン」は抑制されます。飲酒運転が禁じられているのは、ドライバーに絶対必要な注意力が低下してしまうからなのです。
注意力散漫になってしまうのはともかく、快感、多幸感が高まり不安も恐怖もないのですから、エッチするのに最高なシチュエーションだと思われがちなんですよね。
ところが、お酒の入った状態でしようとすると、勃たなくなったり、なかなかイケなかったり…。むしろ残念な結果に終わってしまうことが多いようです。
お酒を飲むとうまく勃たない理由って?

出典https://lovemo.jp/12764
男性は性的な刺激を受けると、脳の「勃起中枢」が興奮し、脊髄を通じて陰茎へと刺激が伝わります。
すると陰茎の動脈が緩み、多量の血液が海綿体へと流れ込んでいきます。これが勃起の仕組みです。
愛撫などの感覚的な刺激でも、ヌード画像を見たという視覚的な刺激でも、勃起中枢が働くことに変わりはありません。
アルコールの主な成分は「エタノール」という物質です。
血中のエタノール濃度が低い時は、勃起中枢を含む中枢神経が活発化します。お酒の席で、普段意識したこともない女性に対し急にムラッとしてしまうのは、エタノールのせいなのです。
ところが、エタノールの血中濃度が一定量を超えてしまうと、今度は中枢神経を抑制する働きに転じてしまいます。
すると勃起中枢もうまく働かなくなるので、うまく勃たない、中折れするといった現象が起こるのです。

出典https://www.emergencewellness.com/pagec/
「ほんの1~2杯」のつもりが股間にあぶない!
一度や二度なら、よくある「酒の失敗」で済まされてしまいますが、うまく勃たないことが度重なると思わぬ弊害を招いてしまいます。
アルコールの怖さは耐性がつくところ。
肝臓にある代謝酵素(CYP)は、お酒を飲み続けると次第に働きを強めるようになってきます。最初はコップ1杯で真っ赤になっていた人が、徐々に飲めるようになってくるのはCYPの働きが強くなったためです。
体質的にアルコール分解酵素が少なく、飲み続けても下戸のままの人もいます。「鍛える」などと称して、酒を無理強いするのはやめましょう。
CYPのおかげで酒の耐性がついた人は、一般的に見て飲み過ぎと思われる量を摂取しても酔えなくなってしまいます。
本人は大丈夫と思っていても、脳と体には確実にアルコールの影響を受けています。ベッドに入っても勃たないどころか、そのまま眠り込んでしまったり…。
失敗の経験が続くと、脳に「うまく勃起できない」というネガティブなイメージが刷り込まれ、反射的、習慣的にセックスの失敗を考えてしまいます。
こうなると一滴も飲んでいないしらふの時でさえ、うまく勃起できなくなることもあるのです。
これはもう「ED(勃起障害)」の症状です。
飲酒の習慣が続くと徐々に酒量が増え、あまりつまみを食べず、酒ばかりひたすらあおる傾向が強まります。
十分な食事を摂らないので栄養失調になったり、糖尿病を発症することも。どちらも性欲の減退や勃起障害を招きます。
「そこまで深刻に考えなくても、軽く1~2杯飲むだけにとどめてエッチを楽しめばいいじゃないか」そんな声が聞こえてきそうです。
お酒を飲むと多幸感をもたらすドーパミンが出ることは先に書いた通り。
もうひとつ、脳からは「βエンドルフィン」という快楽を感じさせる物質も分泌されます。いわゆる「脳内麻薬」と呼ばれるものです。
麻薬という恐ろしげな名前の通り、脳は本人の意思とは無関係に、常にβエンドルフィンを求めようとします。「アルコール依存症」の正体です。
「軽く1~2杯飲むだけ」のつもりが、自分自身も制御できず深酒してしまう。これがお酒の怖さなのです。
アルコールを分解しやすい肝臓ができあがると、薬もすぐに分解してしまうので医薬品の効果があらわれにくくなります。
バイアグラの効き目も悪くなりますし、なんとか勃起しようとセックスの前に服用すると、アルコールとの相乗効果で血管が膨張し、最悪の場合、心不全を起こすことだったあるのです。
飲んでも勃たせる5つの対策!
「○○酒」とつく中で最高のものは「断酒」、という格言(?)もあります。
今夜は楽しむと決めたら飲まないが最善の手段ではありますが、それでは身もフタもないので、飲んでもエッチを楽しめる対策法をご紹介しましょう!
1.飲んでから丸2日間の休肝日を作る
肝臓はとてもタフな臓器なので、多量のアルコールでも48時間あれば分解できてしまいます。言葉を変えれば、48時間以内は「前夜の酒」が残っている状態なのです。
アルコールが残った状態でまた飲み始めれば、勃起中枢も麻痺しやすくなってしまいます。
2日間の休肝日を設ける習慣があれば、肝臓はフル稼働してくれますよ。飲酒が常態化してしまうアルコール依存症予防にもなりますよ。
2.お酒は1~2杯にとどめる
上に書いた1.をクリアしたら、最初の1~2杯でやめることも簡単になります。
3.運動の習慣をつける
筋肉はアルコールの分解を助ける水分とグリコーゲンをたくさん含んでいます。
一般的に女性より男性の方がお酒に強いのは筋肉量の違いともいわれているのです。体育会系の男性に酒豪が多いのもそのためでしょう。
トレーニングで筋肉量を増やせば、アルコールを分解しやすい体ができ上がります。
逆三角形の肉体を目指す必要はありません。大きい筋肉が集まっている脚を鍛えるのが効率的な方法です。
1駅手前で降りたり、乗り換えの時に必ず階段を使う習慣をつけて脚の筋肉を増やしましょう。
4.ビタミンB群を摂る
アルコールが分解される時、体内ではビタミンB1が大量に消費されます。
またアルコールにはビタミンB1の働きを阻害したり、排出を進めてしまう作用もあるのです。
ビタミンB群を豊富に含む食物はレバー、卵、大豆、乳製品、しじみ、ノリなど。
しかし、デートの時に意識して「レバー食べなきゃ」とは考えないでしょうから、日頃からサプリメントなどでビタミンB群を補給するようにしましょう。
5.水分をたくさん摂る
アルコールは分解されるために水分を必要とする一方、利尿採用によって水分を体外に放出してしまうというやっかいな性質を持っています。
お酒を飲んだらすぐ水分補給するのがコツ!飲む合間にチェイサーを口にするのも効果的です。
実はビールにもチェイサーが大切なのです。口の中に残った苦みをチェイサーで洗い流すことによって、よりビールのコクや旨味を楽しむことができますよ。
お酒を上手にセックスに生かそう!
アルコールによって中枢神経の働きがマヒすることを逆利用する方法もあります。
早漏に悩む方はほろ酔いで少しぼんやりして感度が鈍くなると、イキにくくなります。
勃たなくなるまで酔っては本末転倒。最初はビール1杯から始めて、長持ちするレベルの酔い加減を見極めていきましょう。
お酒を飲むとドーパミンが出るのは女性も同じ。
適量なら大胆さと開放感をもたらしてくれるので、一夜だけなら体を許してくれるなんてことも。
もちろんお酒の無理強いは禁物ですよ。
大事なのは「事後」。すぐに眠ってしまわず、グラスを傾けながらゆっくりピロートークを楽しむのが、一番上手なお酒との付き合い方かもしれません。
まとめ
エタノールは勃起にとって諸刃の剣。
飲み続けて耐性のつくことが一番怖い。
筋肉量を増やせば酔いにくくなる。
1~2杯なら男女ともハッピー。
本気で精力をなんとかしたい人におすすめの方法
- どうしても満足のいく勃起がしたい!
- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
⇒精液をドバドバ増やしたい人の為のおすすめサプリBEST3!
※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
【お悩み別精力剤ランキングはコチラ】