セックスをした後などにコンドームに入っている自分の分身の精液の量が減ってきたな、と感じることはありませんか?
それを感じると、関連性はよくわからないながらも、自分の男性としての機能の衰えの兆候がそこにあるのではないかと思って、不安になりますよね?
ここではそういう男性のために、
・精液は少なくなるものなのか?
・なるとしたらその理由は?
・そしてそれを元通りに増やす対策は?
・もっと量を増やしてドクドク感を味わいたい
といったことについて徹底解説していきます。
目次
そもそも精液とは何でできているものか?
精液とは4つの成分の融合物
日頃見慣れている精液ですから、特には気にしていないかもしれませんが、実は精液とは4つの成分が混じってできている液体です。
成分1.前立腺液(ぜんりつせんえき)
たとえばオナニーとかをするとわかるかるかもしれませんが、射精をするときには、最初にさらさらした水っぽい液が出ます。
その次に白いドロドロしたゼリー状の液体が出てきます。この透明のサラサラしたものが前立腺液と呼ばれるものです。
突然ですが、精液って栗の花の匂いがしませんか?
あの独特のにおいは、この前立腺液が発しているものなのですよ。
この前立腺液の役割は、精液を弱アルカリ性に維持し、精液の中で泳いでいる精子が生きていける環境を作ることです。また、精子の細胞表面や女性性器内で、受精を起こりやすくする役割もあります。
成分2.精嚢分泌液(せいのうぶんぴつえき)
上であげたサラサラした液の次に出てくる、ドロドロしたゼリー状の液体が精嚢分泌液です。
この中には果糖という栄養素がたくさん入っていて、自分ではエネルギーを生み出さない精子の運動のためのエネルギー源になります。
つまり、精子は自分だけでは生きていけず、卵巣にも泳いでいけない生き物で、この精嚢分泌液から栄養をもらって初めてそれができる、ということなのです。
成分3.カウパー腺液(尿道球腺液)(にょうどうきゅうせんえき)
これがいわゆる「がまん汁」のことで、勃起して興奮すると出てくる無色透明な液体です。この働きは、精液が尿道を通るのをスムーズにすることです。
成分4.精子
そして、精液の王子様である精子です。おたまじゃくし型をして、泳いでいるのを顕微鏡動画などで見たことがあるかもしれません。
この精子はほとんどがタンパク質、それも8割以上がアルギニンという物質でできています。働きはご存知のように、持ち主のDNAを乗せて卵子にくっつき、受精するというものです。
これら4成分の構成は、割合でいうと、
・前立腺液 15%
・精嚢分泌液 70%
・カウパー腺液 15%
・精子 ほぼ0~0.1%
でほぼ精嚢分泌液がそのほとんどだというとにあります。
射精したばかりの精液は、十分に混ざり合っておらず、透明の前立腺液とドロドロの精嚢分泌液が分離した状態になっていますが、そのままにして時間がたつと混ざりあい、透明に近いような白っぽい液体になります。
また、もしも誤解をしている人がいたら解いてほしいのですが、精子=精液ではない、ということです。基本的に、精液と精子の分量の割合の標準的な指標はありますが、個人の身体の問題、病気の問題などによって、精液は多いけれど精子は少ない、あるいはその逆、というケースが多々あるのです。
精子と精液が混ざり合うメカニズム
精子が荷物で精液はトラック
ではどのように、射精時に精子と精液が混ざり合うのか、ということについて触れていきます。
まず、精子と精液は以下のようなプロセスでそれぞれ違う場所で作られ、そして射精時に混ざり合います。
1.精子が精巣(=睾丸)で作られ、その後、精巣の上のほうに移動し、溜まる。
2.溜まった場所で徐々に成長しながら、さらに精巣上体尾部という管のような場所まで移動する。
3.その管の中で射精まで待機する。
4.セックスやオナニーによって、精子が待機してる精巣上体尾部が収縮し、その動きで精子が精管の中に押し出される。
5.押し出された精子は、精管を通って、膀胱の近くの精管膨大部というところに行き、そこで一時的にまた溜まっていく。
6.刺激が高まった段階で、精管膨大部で溜まっていた精子が射精管を通って一気に射出される。
7.その時に、精嚢からは精嚢分泌液が一緒に射出されて混合する。あわせて、前立腺液も混合する。
以上のような流れですので、上で「精液と精子は別物」と書きましたが、「正常な男子の肉体であれば」、言ってみれば、精子は荷物で精液はそれを乗せるトラックに例えることができます。
つまり、精子が多ければトラックも大きなものが用意され、少なければトラックは小型でよいということで、それぞれの量には関連性があるということなのです。
精液が少ないとこんな弊害が
ではそのような成分からなる精液が減る、すなわち精子が減ると、いったいどのような弊害が出るのでしょうか?
1.性欲が衰える
精子は毎日毎日、睾丸でつくられ、そして精嚢に移って貯蔵されます。この貯蔵量が一定レベルに達すると「排出したい!」と身体が求めるようになり、それが「性欲」という形で表れます。
したがって、精子の生産量が減ってなかなか精嚢での貯蔵量が増えないと、性欲も高まらず、その結果「性欲減退」という、男性にとっては非常に悲しい現象が起こります。
ただしだからと言って精子が速く溜まるように、オナニーの回数を控えたり、長期間オナニーをしないような事をすると、かえって睾丸の機能が弱まり、さらに精子の生産機能が衰えて、ますます性欲が減退するという悪循環が生まれます。
2.射精時の快感が減る
男性の性的快楽は、ペニスが膣でこすれて起こるものよりも、体内の精子が射精するときに尿度を通り、その際に尿道周辺の前立腺を刺激することで生まれるもののほうが圧倒的に強いです。
このあたりが膣がこすれるだけで快感を感じる女性と違うところで、かつ男性の快感が長続きせず一瞬で終わる、ということの理由です。
ですので、精液の量が多ければ多いほど、前立腺が強く刺激され快楽も高まります。逆に精子が少ないと、快感が減退するということになります。
妊娠させにくくなるはウソ
よく精液が少ないと妊娠させにくいなんて噂がありますが、実際は精液が少なくても精子の数が平均的にあれば妊娠はできます。
健康な肉体の男性ががセックスをして射精した時に、精液の中に精子は約4000万匹いますが、それがこれもまた健康な女性の卵子にまで到達できるのはわずは数10匹から数100匹です。
一見少ないようですが、妊娠のメカニズムから言うと、これだけ精子の数があれば、妊娠することは十分可能なのです。
ですので、逆に精子がその割合よりも少ない場合は、相手を妊娠させにくくするということになります。
これは子供がほしい夫婦にはとっては大問題でしょうし、そもそも男性には種族保存の本能があり、それが性欲の根幹の一部なので、妊娠させにくいということは自分の性欲の満足度も下がる、ということになります。
とはいえ、先に書いたように、精液の量と精子の量はイコールではありません。
したがって、仮に精液が少なくても精子が十分な数で存在すれば、妊娠には問題ありません。
なぜ精液が少なくなるのか?その5つの原因
精液および精子が少ないという話をするためには、そもそも「正常な精液の量はどれくらいなのか?」ということに触れる必要があります。
WHO(世界保健機構)が「健康な男性のレベルはこれくらい」という意味で定めた精液量の下限値は1.5mlです。つまり、ティースプーン1杯が約5mlですから、その半分あれば正常だということです。逆に「精液が少ない」というのは、その量に満たないということです。
ではここから、そのティースプーンにも満たないくらいしか精液が出ない、となったとしたら、それは何が原因なのか、ということについて解き明かしていきます。
1.加齢によって睾丸が小さくなるから
東邦大学名誉教授の白井將文氏が2008年に日本性機能学会に発表した研究によると、
男性の精子を作り出す睾丸(精巣)の容積は、加齢によって小さくなっていく
ということが明らかになりました。具体的には
20代:14.28ml
30代:17.29ml
40代:17.77ml
50代:15.80ml
60代:16.00ml
70代:12.88ml
というように、40代をピークに睾丸が小さくなっています。ということは、そこで生産される精子も40代をピークにして、あとは加齢によって減っていくことになります。
また、アメリカのコロンビア大学の研究チームが2006年に発表した研究では、
「加齢とともに精液量は1年で0.15~0.5%ずつ減少し、正常な形態の精子数も1年で0.2~0.9%ずつ減少する」
ということを明らかにしています。
この2つの研究が示すように、精子及び精液の量は残念ながら加齢によって、間違いなく減少していくのです。
2.病気によるもの3つ
また精巣周辺の病気によっても、精子及び精液は減ってしまいます。
1)乏精子症(ぼうせいししょう)
1つが乏精子症というもので、その言葉の通り精液の中の精子の量が非常に低くなる病気です。原因は生活習慣や、ほかの病気の影響などがありますが、最終的にはいろいろと検査をしてもはっきりした理由が分からないことが多い病気です。
2)精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)
精索静脈瘤とは、精巣の静脈に血液が逆流しているために起こる病気です。その原因は、怖い「動脈瘤」と同じで、静脈が拡張して「こぶ状」になり、その結果、精巣の温度が高くなって精子にとって生きにくい環境になり、精子の生産の障害にある、ということです。
3)逆行性射精
射精をするときに、精液と一緒に尿が出ないように、尿道口がうまい具合に閉鎖されるのが正常な写生のあり方です。しかしこの機能がうまく動かないと、射精された精液が膀胱のほうに逆流してしまい、射精はしていても外に出てこない、という現象が起こります。これが逆行性射精です。
3.悪い生活習慣が体内の活性酸素が精子を劣化させるから
活性酸素とは身体の中にあって、よいことをする時には身体に入ってきたばい菌を殺菌したりしますが、おおむねは、身体の中の有益な物質を酸化させてしまう、つまり錆びさせてしまう「悪玉酸素」です。
この活性酸素が精子の劣化を招き、射精前に死滅させてしまうために、精子の量が減るわけです。
この活性酸素を生み出す原因はいろいろとありますが、1番大きなものは、喫煙や激しい運動、睡眠不足などの悪い生活習慣です。
精液を増やすために必要な栄養素って何?
それでは精液をいかにして増やせばいいのか、ということですが、精子も精液も細胞であり体液ですから、大きな対策としてはその原料になる栄養素を身体の中にたくさん摂取すればいい、ということになります。
その精液の原料になる主な栄養素は以下の通りです。
・アルギニン
精子の細胞の8割はこのアルギニンでできています。また成長ホルモンに関わる非必須アミノ酸です。
・亜鉛
精子の大部分はアルギニンですが、そのアルギニンを精子として合成するときに亜鉛は欠かせない栄養成分です。これがないといくらアルギニンがあっても、精子は生産されません。
・クエン酸
その亜鉛を始めするなどミネラル分の吸収を高めるのがクエン酸です。
・ビタミンE
ビタミンEの最大の効果は「抗酸化作用」、つまり精子の生産を阻害する活性酸素を、無害なものに変えてしまう作用です。このビタミンEを毎日200mgずつ男性に与えたところ、精子の数が10ヵ月で10倍になったという実験もあります。
・リコピン
リコピンにも活性酸素を除去する働きがあります。精巣に多く存在し、精子を活性酸素から守っています。
・水溶性食物繊維
精液の材料である短鎖脂肪酸は、水溶性食物繊維が原料です。
・アリシン
有機硫黄化合物であるアリシンは、精嚢、精巣などの精子を作る器官へ新鮮な血液を供給することを促進します。そして結果としてエネルギーの原料をその器官に血中の酸素にのせてたくさん運ぶので、精子の量を増やしてくれます。
精液を増やすための対策14選!
食生活を変えて精液を増やす
まず何といっても、必要な栄養素を摂取するには、そのために食生活を変える・見直すことです。具体的には、次のような事を心がけてみましょう。
1.加工食品の摂取を控える
加工食品には、添加物が多く含まれている半面、本当に必要な栄養素は少ししか含まれていません。
さらに添加物は、亜鉛の吸収を妨げてしまいます。亜鉛を一生懸命とっていても、加工食品ばかり食べていては吸収されにくくなってしまうのです。
なので、それを摂取することを控えるか、完全にやめるかして、高タンパク低カロリーな食品を摂取するようにしましょう。
2.抗酸化作用のあるビタミンE・リコピンを多く含んでいる食品を食べる
ビタミンEはすじこやたらこなどの魚卵に多く含まれています。すじこは100gあたり10.6mgです。またアーモンドは29.4mgと非常に多く含有しています。
ただし、魚卵もアーモンドもカロリーは高いので、食べる量には注意することと、アーモンドは油で揚げていない生のものを食べることがおすすめです。
(関連記事)
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リコピンは、トマトに非常に多く含まれています。抗酸化作用の強さは、ビタミンEの100倍ですので積極的に食べましょう。
2013年のアメリカの論文では、トマトの摂取量の増加と共に正常な形状の精子が増加したということが明らかになっています。
3.亜鉛を摂取する
亜鉛はクルミ、豆、牡蠣、牛肉、鶏肉から摂取できます。最も亜鉛が多い食材は牡蠣で、100gあたり13mgです。それでいて牡蠣は低カロリーなのでおすすめです。
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4.アルギニンが多い食材を食べる。
100gあたりアルギニンの多い食材をいくつか挙げると、
・かつお節 4300mg
・落花生 3200mg
・ごま 2700mg
・アーモンド 2100mg
・鶏むね肉 1500mg
・マグロ 1400mg
・豚ロース 1300mg
やはりアーモンドはビタミンEも多いのでおすすめです。
5.葉酸を摂取する
葉酸(ビタミンB9)は精液の増量に貢献する働きがあります。緑黄色野菜、豆類、オレンジジュースなどに多く含まれています。
6.にんにくに含まれるアリシンを摂取する
できるだけ炒め物などの下味としてにんにくを使うか、あるいは、朝の野菜スムージーににんにくを1片か2片加えて摂取しましょう。
7.サプリメントで必要な栄養素を補充する
上で述べたような「食品から必要な栄養素を摂取する」というのは、食材をそろえるのも調理をするも手間だということであれば、手軽にサプリメントで補いましょう。
特に、亜鉛、アルギニン、ビタミンEなどは、専用のサプリメントや、それらを含んだマルチサプリメントが多く市販されているので、それを利用するとよいでしょう。
活性酸素を多く生み出す生活習慣を変える
また、上で述べたように、精子には活性酸素が天敵です。ですので、食品で抗酸化作用のあるものを摂取すると同時に、活性酸素を多く生み出す悪い生活習慣を改めることも考える必要があります。
また悪い生活習慣ではないにせよ、睾丸などの活動を低下させる恐れのある行為も控えるほうがよいでしょう。
具体的には以下のようなものです。
1.禁煙する+過度の飲酒をやめる+規則正しい睡眠をとる
これらをするだけで、身体と精神に与えられていたストレスはかなり軽減され、その結果活性酸素の量も減っていきます。
2.パンツをトランクスに変える
ブリーフやボクサーパンツは睾丸を身体に密着させて熱を与え、精子の生産量を減らします。トランクスにして睾丸を身体に密着させないように空間を作ることで、通気スペースができ、それを防ぐことができます。
3.長時間自転車に乗らないようにする
自転車のサドルに座ると、睾丸が、走っているときに押されたりはずんだりして、その活動の妨げになります。特にスポーツタイプでサドルが小さく硬い自転車には注意が必要です。
できれば、妊活などの精子が必要な期間は交通手段を車やバスなどに変えてみましょう。
4.熱い風呂に入らない
精子は高温に弱く、精子にとっての最適温度は35度。あまり熱い風呂や長風呂は、精子を熱で死滅させてしまうのです。
5.ダイエットをする
肥満は男性ホルモンの分泌を妨げ、結果的に精子の生産の阻害要因になります。また、肥満はEDの原因にもなり得ます。
肥満&メタボ体型の人はまずは食事の見直しと、ジョギングなどの手軽な有酸素運動を行いましょう。
6.セックス時に潤滑剤を使わない
セックスを滞りなく行うためには潤滑剤は有益ですが、精子の働きを邪魔するという害もあります。もしもどうしても使わなければならない時は、植物油、ピーナッツオイルなどを試して下さい。
7.病院を受診する
以上の「栄養素を摂取する」「精子の生産活動を促進する」ということだけでは、先にあげた精索静脈瘤や、逆行性射精は治せません。その場合は病院にかかるしかないでしょう。
前者は手術によって、後者はある種のうつ病の薬によって、治癒させることができます。
まとめ
自分が精液の量が減ったと思ってたけれど実はそうでもなかったという人にも、もっと精液をドクドク出して快感を味わいたい、という人にも役に立つ情報ではなかったでしょうか?
これらを活用して、ぜひ自分の性生活を充実させてみてくださいね!
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- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
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※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
【この記事を読んだ人はこちらの記事もよく読まれています。】
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参考サイト
https://www.geocities.jp/masakari5910/seikyoiku02.html