コンビニや薬局にずらりと並ぶ精力剤。果たしてどれを飲めばいいのか迷ってしまいますね。
精力剤の見極めポイントは次の3つ。
1.自分の身体がどんな状態か(どんな効果を欲しているか)。
2.その状態にはどんな成分が有効か。
3.とりたてて必要のない成分が含まれていないか。
では、さっそくそれぞれのポイントをチェックしていきましょう。
精力剤を必要とする状態
精力剤の選び方は、どんな悩みがあるかによって変わってきます。精力剤が必要なケースを挙げていきましょう。
慢性疲労、疲れやすい体質
身体的、精神的な理由でオーバーワークになっている時はもちろん疲労を感じます。精力剤で身体に必要な栄養素をチャージすることも大切ですが。休養をしっかり取ることも忘れないでくださいね。
他人のものさしでなく、自分の尺度で考えてもそんなに無理はしていないのに、なぜか疲労感が抜けない時は注意しましょう。何らかの疾病が原因となって疲労感を招いているのかもしれません。
うつ病の前兆として、ちょっとしたことがとてつもない難事業に感じていることもあります。睡眠時無呼吸症候群のように、眠りの質が悪いことで心身を休息させることができず、翌日まで疲れを引きずっていることもあります。
まず、生活習慣病とうつ病の二つを念頭に置き、内科や心療内科の受診してみましょう。原因が判明し対症療法をスタートさせたところから、サポート的に精力剤を用います。
更年期障害の女性
女性は加齢とともに卵巣の機能が衰え、それとともに女性ホルモンの分泌量も減少します。
体はこの現象にうまく順応してくれず、ホルモンバランスの乱れとしてとらえてしまいます。その結果、閉経の時期と前後して、頭痛、めまい、動悸、息切れ、胃腸の不良、腰痛、手足のしびれ、不眠といった様々な体調不良が生じます。
これが「更年期障害」です。
更年期障害の男性
これまで、更年期障害といえば女性特有の悩みとして認識されてきました。しかし、近年は「男性の更年期障害」も知られるようになっています。
理由はやはり加齢による男性ホルモンの減少。頭痛、めまい、不眠といった諸症状は女性と共通しますが、男性にはさらに勃起障害(ED)が加わります。
女性は閉経してもこれまでとほとんど変わらずセックスを営むことができます。対して、男性は勃起しない、しても射精までいたらず「中折れ」してしまうといったトラブルに見舞われます。
これまでと変わらずにセックスできる女性と、射精という決定的な行為ができなくなってしまった男性。この差が大きなフラストレーションと気持ちの落ち込みを招きます。
男性の更年期障害で最もつらいのは、男としてのプライドを失ってしまうことなのです。
ただし、女性もセックスの悩みを抱えていないわけではありません。加齢とともに愛液の減少が顕著に見られます。愛液は挿入時に潤滑油の役目を果たしますから、これが少ないと性交痛を招きます。
ホルモン不足によって膣の粘膜が委縮し、血管が粘膜の近くまで浮き上がってしまうことも痛みの原因となります。時に出血も起こります。
「セックスは痛いもの」という不快感が一度刻み込まれてしまうと、男性が頑張って愛撫しても快感としてとらえられなくなってしまいます。いわゆる「不感症」です。
男性ほどプライドを傷つけられないにしても、人間にとって大切な行為であるセックスが苦痛の象徴となってしまっては、人生のうるおいも半減してしまいます。
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アンチエイジング
疲労やED(勃起不全)といった具体的な悩みこそ抱えていませんが、若さを維持するため積極的に精力剤を求める方もいます。
これまでどおりの生活習慣を続けていれば、いずれどこかしらに衰えが見え始めるのは分かっています。
そうならないように精力剤など新しいスタイルを取り入れ、肌のマッサージなどアンチエイジングに役立つケアを欠かさないという、意欲的な人々です。
悩みのタイプ別・精力剤の成分
慢性疲労、疲れやすい体質に役立つ成分
・アミノ酸
私たちの身体を構成するのは約37兆個の細胞。これが絶えず死に続け、生まれ続ける作業を繰り返しながら、私たちは日々生きているのです。脳細胞のように一度死んでしまうともう新しく生まれない細胞もありますが、細胞が生まれる元となるタンパク質をしっかり補給しておくことは大切です。
タンパク質は約20種類のアミノ酸から構成されています。うち8種類は人体で生成することができない、いわゆる「必須アミノ酸」です。
必須アミノ酸とは「トリプトファン」「リシン」「メチオニン」「フェニルアラニン」「トレオニン」「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」「ヒスチジン」のこと。
これらをまんべんなく含有する食材としてスッポン、マムシ、ウナギ、オットセイがありますが、いずれも日常的に食べられるものではありませんので精力剤やサプリで補充するのが簡単です。
更年期障害の女性に役立つ成分
・イソフラボン
更年期障害の治療はホルモン剤の投与が主となります。その他の方法として、女性ホルモンを精力剤やサプリで補充することも可能です。女性ホルモン剤の副作用である下腹部の痛みや、子宮がんのリスクに懸念のある方は検討してみてはどうでしょうか。
特にイソブラボンは女性ホルモン・エストロゲンの代替物質として知られています。大豆から抽出した天然イソフラボンをうたっているものもありますが、大豆アレルギーのある方は注意してください。
更年期障害の男性に役立つ成分
・アルギニン
男性向け精力剤だけでなく、ダイエット、身長アップなど様々な用途のサプリで使われているアミノ酸のひとつです。筋肉量の維持や増加、脂肪の分解、コラーゲン生成など様々な効果があります。
血流改善の効果もあるため、勃起力アップを期待する男性が多いようです。「ギンギン」という形容詞にあこがれて大量に服用する方もいますが、胃痛や下痢の原因となります。
一般男性なら1日2~4gがめやすと言われています。
・シトルリン
アルギニンと並んで男性に高い人気を誇るアミノ酸です。
血流改善の作用があるので、勃起力以外にも冷え性、肩こりの改善などが期待できます。体内で代謝できる上限があるため、アルギニン同様、大量に摂取してもそれに見合う効果はのぞめません。1日800mgがめやすです。
【シトルリン・アルギニン・アミノ酸等バランスよく含まれているサプリはコレ!】
シトルリンDXを試した結果は以下記事に書いています。
☛リアル体験談!シトルリンDXを飲んだ結果〇〇に驚きの変化が!
有名なあの成分の効能は?
・ガラナ
女性に対する媚薬効果があるとして一時期話題になったのが「ガラナ」です。
ガラナの正体は南米に自生する、つる科植物の実。現地では古くから滋養強壮効果のある薬としてコーヒーのような飲まれ方をされてきました。世界一愛飲されているドリンク、コーラの香りづけにも用いられています。
ガラナには軽い興奮、利尿、気管支拡張作用があるので、薬として用いられていたのは納得できます。ただし、女性の性欲を高めるほどまでの効果は確認できません。
コーラが日本にもたらされて間もない頃、北海道だけはコーラの流通がなかったため、対抗する形でガラナ飲料が作られました。北海道ではいまだにガラナがローカルフードとして親しまれています。子どもでも飲めるドリンクなので、ガラナのもたらす作用はお察しですね。
・ヨヒンビン
アフリカ原産の植物「ヨヒンベ」から抽出される成分です。
「バイアグラにひけをとらない勃起力改善の効果」「心因性のEDにも効果あり」「食事も忘れるほど性欲が高まるのでダイエットにも使える」といった、うたい文句で知られています。植物成分に由来しているという安心感や、催淫効果に惹かれている方は少なくないのではないでしょうか。
日本では劇薬として扱われるため、処方箋がなくては購入できません。しかし、海外通販でヨヒンビンのサプリを手に入れることが可能です。
気をつけたいのは、少なくない副作用が報告されているバイアグラの主成分・シルデナフィルでさえ劇薬指定を受けていないこと。
ヨヒンビンのリスクがよく分かります。ヨヒンビンの副作用は嘔吐、めまい、動悸、ほてりなど多岐にわたります。個人輸入には手を出さず、EDの悩みはまず医師に相談しましょう。
ヨヒンビンやシルデナフィルのように1回の服用で何らかの劇的な作用をもたらすものは、基本的に医薬品だと考えましょう。精力剤やサプリメントは定期的、長期的に服用して初めて効果を得られるものです。
また、コンビニで入手できる精力剤、エナジードリンク、栄養ドリンクの多くには無水カフェインが含まれています。覚醒作用があるのでしゃっきりした気分を感じられますが、あくまでカフェインのもたらす一時的なもの。
即効性をうたうものは必ずこうした落とし穴があるので、くれぐれも注意してください。
まとめ
男性、女性とも更年期障害の本格的な治療にはホルモン剤を用います。精力剤やサプリは補助的なものとして考えましょう。
劇薬であるヨヒンビンなど、処方箋の必要な医薬品は個人輸入で入手せず、かならず医師の処方箋をもらってください。
1回の服用でめざましい効果をうたう商品には注意しましょう。
本気で精力をなんとかしたい人におすすめの方法
- どうしても満足のいく勃起がしたい!
- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
⇒精液をドバドバ増やしたい人の為のおすすめサプリBEST3!
※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
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