・最近1っヶ月以上ご無沙汰している
・したいのに、パートナーから嫌がられる
・「そういう気分じゃないからまた今度ね。」の今度がいつまでたっても無い
そんな心当たりがあるのではありませんか?
セックスレスはもはや日本の国民病と言っても過言ではないかもしれません。
なぜこんなにもセックスレスが増えてしまっているのでしょうか。
今回はその原因と解決策について見ていきましょう。
目次
セックスレスの定義と日本の現状
セックスレスの定義は夫婦やカップルで「病気など特別な事情がないのに、1ヵ月以上性交渉がない」という状態。性交渉とはキスやペッティング、裸でベッドに入るといった性的な行為を含みます。
この定義だと中高年になって年に1~2回しか性的なふれあいのなくなってしまった夫婦やカップルも含まれることになってしまいます。
現実的には
「双方あるいは片方が性交渉を望んでいるにもかかわらず、それを実現できない状態」
と再定義してもよいでしょう。
セックスや性交渉のない状態にお互い同意しているのであれば、セックスレスに含めなくてもよいと考えられます。
一般社団法人・日本家族計画協会が2014年に行った調査によれば婚姻関係にある回答者の実に44.6%が「この1ヵ月以内にセックスしていない」と答えています。
2004年の調査で同じ項目に対しイエスと回答したのは31.9%。
2年ごとに行われる調査のたびにセックスレスの割合は増加しており、12年を3.3%上回る、過去最高の割合となったのです。この結果は驚きをもって各メディアが報じたので、ご記憶の方も多いでしょう。
この調査には上で述べたような「セックスのない状態に合意している夫婦」も含まれるので、この数字だけを取り上げて「日本人の44.6%がセックスレス!」と煽り立てることはできません。しかし、増加傾向にあることだけは間違いないでしょう。
朝日新聞社が行っている「夫婦1000人に聞く」という調査も同じ傾向を示しています。
04年の調査でセックスレスと回答したのは31.9%。
以降、06年34.6%、08年36.5%、10年40.8%、12年41.3%。そして14年は44.6%。
日本家族計画協会の調査とほぼ同じ割合を示しています。
性欲が高まらない40代女性たち
セックスレスになっている夫婦にはどんな特徴があるのでしょうか。再び日本家族計画協会の調査結果を見ていきましょう。
まず女性の場合、40代になると際立ってセックスレスの割合が高くなっています。
40~44才で65.3%、45~49才は56.8%とどちらも5割を超えています。
ちなみに男性はともに40%を下回っています。
性ホルモンの分泌量から考えると、女性の性欲は30~40代で最も高まると言われています。しかし、既婚女性に限ってみれば生理学的な基準と真逆な状態に陥っているのです。
もちろん、性欲は持っているのに夫側から拒否されているケース、子育てや仕事が忙しすぎてできないケースも考えられます。では実際に女性側の理由を見てみましょう。
なんと理由のトップは「面倒くさい」23.8%。
3位が「出産後なんとなく」16.8%。
「仕事で忙しい」は2位の17.8%です。
「面倒くさい」と「出産後なんとなく」の原因が、子育ての忙しさなのか、性欲の減退なのか?
調査にはそこまで踏み込んだ回答項目が用意されていません。理由はともかく女性、特に出産経験のある女性は、年齢的な性欲の高まりより、セックスに対する面倒くささや意欲のなさが上回っているのです。
セックスレスが増えた謎
他にもセックスレスの夫婦には一定の傾向が見られます。
・高学歴
・両親の離婚を経験したことがない
・結婚の意義について「親を安心させたり、周囲の期待に応えられる」と回答した
・セックスに「関心ない」「嫌悪している」と回答した
・立ち会い分娩の経験がない
複数回答なので「高学歴で、セックスに関心がない」という場合も含まれます。こうして傾向をまとめてみると、納得できる点、不思議な点が出てきます。
例えば「高学歴」の夫婦にセックスレスが目立つこと。
不動産業界に伝わるウワサとして「マンション高層階やタワーマンションの住人にはセックスレスが多い」というものがあります。
なぜなら、高層階やタワーマンションの住人はほとんどが高収入だから。
高収入の理由として、共働きだったり、とてもハードな業務であることが考えられます。また、余裕があるのでお金のかかる趣味にどっぷり打ち込んでいる可能性もあります。どちらもセックスレスになりうる要因ですね。
こうして調査結果の数字は、不動産業界のウワサが真実であると裏打ちしてくれました。
「親を安心させたり、周囲の期待に応えるため」結婚したカップルが、その後セックスレスに陥るのはなんとなく想像できますよね。
周囲からのプレッシャーで納得しないまま愛のない結婚をしたものの、その後はとても冷めた関係になってしまう…。今も昔もよく聞くケースです。元々パートナーへの愛がありませんから、セックスに関心がなくなったり、嫌悪するようになることも考えられます。
「立ち会い分娩の経験がない」は少々意外な結果でした。
と言うのも男性側がセックスレスになる理由のひとつとして「立ち会い分娩を経験したこと」があるからです。
立ち会い分娩で妻と出産の感動を分かち合える男性もいますが、中には出血を見て気分が悪くなってしまったり、激しいショックを受ける方もいます。ひとりの母として出産に向かう姿をまのあたりにして、妻を性的な目で見られなくなったという男性も少なくないのです。
立ち会い分娩の経験がない。つまり出産という出来事にあまり夫側を深く介入させなかった夫婦がなぜセックスレスに陥りがちなのか? 不思議なところです。
「育児参加の少ない夫」に対して、妻が拒否反応を示すことでセックスレスになるのなら十分理解できるのですが。
いずれの要因も昔からありえたことです。ここ数年で急激に高所得者が増えたり、立ち会い分娩の数が急減したというデータはありません。
なぜセックスレスが増加したのか? と言う疑問に答える材料は見当たらないのです。
ただひとつ分かっているのはセックスに「関心ない」「嫌悪している」と回答した女性が急増したこと。
14年の調査では45.2%の女性が「セックスに関心がない、もしくは嫌悪している」と答えています。これは08年の約2.5倍にあたる数字。なぜ女性はこんなにもセックス嫌いになってしまったのでしょうか?
女性がセックス嫌いになる5つの理由
なぜ女性たちは「セックスに関心がない、もしくは嫌悪」してしまうのでしょう。例えばこんな理由が考えられます。
1.セックスに対してトラウマがある(痴漢や性的虐待など)
2.パートナーがセックス下手(気配りできない、自分のことしか考えていないなど)
3.痛い、疲れるなど苦痛が先立つ
4.セックスに対する罪悪感や抵抗感
5.自分の容姿に自信がない
まず2.については男性側の努力にかかっています。
「強引に触ったり挿入する」「フェラチオは要求するが、自分からは何もしない」「射精が終わったらさっさと体を離してスマホを弄る」「終始無言」…こうした行為がNGなのはもちろんです。
女性がセックス嫌いになってしまうのは当たり前ですね。
アダルトコンテンツから得た流儀ではなく、女性目線からのセックステクニックを知ることが大切です。
3.も男性側に理由があることが多そうですね。ただでさえデリケートな女性器が十分濡れていないのに、いきなり挿入したら痛いにきまっています。欲望にまかせたひとりよがりなセックスからは卒業したいものです。
体位を変えるなど、2人の工夫で解決できることもあるでしょう。女性側にもっと体力をつける必要があることも考えられます。
5.については逆に女性側の問題です。清潔な身だしなみは必要ですし、ダイエットに取り組む場面もあるかもしれません。産後にゆるんでしまった部分は、時間がたつにつれ元通りになることもあります。
また、パートナーは気にしていないのに、自分ひとりでコンプレックスを抱えていることもあります。自信のなさがどこからきているのかを見きわめて対処していきましょう。
1.と4.については2人で時間をかけて取り組む必要があります。場合によっては精神科医のカウンセリングが必要になるかもしれません。
女性がセックス嫌いになる理由5つとその対処法をまとめてみましたが、やはり疑問は残ります。
時代とともに男女平等の意識が少しずつ高まり、DVに対する啓蒙もひろがっています。痴漢の取り締まりも厳しくなりました。それにもかかわらず、セックスにトラウマを抱く女性が減っていないのはなぜでしょうか。
あるいは、セックス下手な男性が増えたのでしょうか。ネットでアダルトコンテンツを容易に観られるようになったため、AVの知識をそのまま持ち込もうとする男性はいるかもしれません。
しかし、AVが登場してから既に約30年。もっと昔からセックス下手の男性が増えていてもおかしくなかった気がします。
またネットの弊害ばかりが指摘され、ネットによってこれまで知る機会のなかった女性の本音が分かるようになった、という可能性は完全に無視されています。
こちらのセックスレス問題も合わせてチェックしてみてくださいね。
セックスレス解消のためにできる5つのこと
セックスレス解消のためには下記のような事柄はじめてみましょう。
1.会話やスキンシップを増やす
2. 生活習慣を整え、疲労回復につとめる
3. 運動の習慣を増やし、性ホルモンを活性化させる
4.結婚記念日など2人の習慣や約束事を大切にする
5.プレゼントなど非日常感のある要素を持ち込む
近年になってセックスレスが増えた要因には未解明の部分もありますが、日常生活を見直すことで、ゆっくり2人の性生活を充実させていきましょう。
まとめ
44.6%の夫婦がセックスレスの状態です。
特に40代女性のセックスレスが目立ちます。
セックスレスの原因とされているものはどれも昔からある事柄で、増加の説明にはなっていません。
本気で精力をなんとかしたい人におすすめの方法
- どうしても満足のいく勃起がしたい!
- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
⇒精液をドバドバ増やしたい人の為のおすすめサプリBEST3!
※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
【関連記事】