それはパートナーに対して申し訳ないということもあるでしょうが、男として情けなく自信も誇りも失ってしまうこともありえます。
そんなことはできるここなら、いや絶対に回避したい!と思いませんか?
ここでは、そんな勃たないショックを回避するために、いざという時の対策と日頃からできる予防法についてご紹介します。
目次
男が勃たなくなる原因はこの4つ!
「勃たない」と一言で言っても、実はその原因はさまざま。
対策をするにも、まずは自分が何故勃たないかの原因を知らなければなりません。
あそこが勃たなくなる原因としては、次の4つに分類されます。
1つは、「器質性ED」と言って、血管や神経といった肉体的な部分にトラブルが起こって勃たなくなる場合
2つめは、「心因性ED」と言って精神的ストレスで勃たなくなる場合
3つめは、「混合型ED」と言って肉体的なトラブルと、精神的ストレスが混じって勃たなくなる場合
4つめは、「薬剤性ED」と言って、ある種の薬を飲むことによって勃たなくなる場合
です。
以下1つ1つ説明していきます。
1.器質性ED
これは特に50歳代~に多いタイプのEDです。
その原因は、主に動脈硬化です。動脈硬化になるとペニスの海綿体につながる血管が、脳が興奮しても十分に拡張しないため、ペニスの海綿体に十分な血液が流れ込まず、勃たなくなる、ということになります。
動脈硬化になる原因はさまざまで、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の人、あるいはタバコや過度の飲酒の習慣を持っている人も、この病気にかかりやすいです。
あるいは、このほかに、脳出血、脳腫瘍、脳外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、アルツハイマー病などの脳神経にトラブルが起こる病気、ペニスの海面体につながる血管や神経を傷つけてしまうような手術の失敗やケガなどでも、このEDが起こります。
2.心因性ED
これは主に、30歳代、40歳代に多いEDです。
また、若い10~20代でセックスの経験が浅く緊張して勃たない場合もこの心因性に該当します。
精神的なストレスがあると、脳で性的な刺激を受けても、神経の伝達がうまく機能しないため、それがペニスに伝わらず勃たなくなったり、勃っているのが急に萎えてしまったりします。
この「精神的ストレス」にも要因はさらに2つあります。
1つは現実心因といわれるもので、日常のちょっとしたストレスですが、それが原因で勃たなくなることがあります。
たとえば、相手の女性に「小さいわね」「ダメね」などの言葉の暴力に敏感に反応してしまい、勃たなくなる場合。あるいは、結婚生活がうまくいっていない、経済的な心配事がある、仕事で疲れている、などの目に見える原因で勃たなくなる場合。さらには、前回うまくセックスできなくて今回も失敗するのではないかというような不安を持っている場合などです。
この場合は薬を含めた対策がいろいろとあり得ます。
もう1つは深層心因と呼ばれるもので、表向きにはストレスはありませんが、幼児期の異常な性体験や性的トラウマなどの心の深層にある原因がEDを起こす場合です。
この原因によって勃たなくなった場合は、治療はかなり困難を極めます。
3.混合型ED
これは50歳代、60歳代によく見られるケースです。
1つに原因を絞れず、上で挙げた1が2を引き起こす、あるは逆に2を潜在的に持っていて、それが1の原因で表面化する、などによって起こるものです。
4.薬剤性ED
意外かもしれませんが、一部の種類の薬ではその副作用によって勃たなくなるものがあります。
たとえば、
・中枢神経に作用する薬として、解熱剤、消炎鎮痛剤、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬など。
・末梢神経に作用する薬として、筋弛緩薬、麻酔薬など。
・循環器に作用する薬として、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤など。
・消化器に作用する薬として、消化性潰瘍治療薬など。
また、男性のもうひとつの大きな問題のひとつに、AGA(薄毛)問題がありますが、一部のAGA治療薬に含まれるフィナステリドにも副作用の一つにEDがあります。この場合、薬の使用をやめることでEDが改善されることも多いです。
AGA治療薬でEDになるしくみについてはこちら
⇒プロペシアでEDに?育毛剤の恐怖と改善策
薬による勃たないケースは、処方している医師と相談して、薬を変えるか、あるいはその副作用を打ち消す別のED治療薬などを服用することになります。
いざという時に勃たない!その時の対策6つ
では、以上のような原因のどれかによって、「いざという時に勃たない」という突発的なトラブルの場合、どのように対策を立てればよいのかについて6つ紹介します。
ただ、「以上のような原因」と言っても、突発的に勃たなくなる原因のほとんどは2の心因性、それも現実心因の場合なので、そのケースに絞って話をすすめます。
1.PC筋(骨盤底筋)トレーニングで勃たせる。
心理的なトラブルで勃たなくなった場合は、物理的な刺激で無理やり勃たせるのが1つの方法です。
もちろん、そういう勃たない経験をした人は、自分でペニスをしごいて勃たそうとしたりしたと思いますが、不幸にも次回も同じことが起こったら、次のトレーニングを試してみてください。
その名も「PC筋トレーニング」。
方法は、凄く簡単なんですよ!
1)肛門に力を入れギュッと5秒締めて、また5秒緩める。
2)これを10回繰り返す。
これだけです。
このPC筋トレーニングは、少なくとも3か月のスパンで続けないと効果は出ませんが、このPC筋トレーニングは、「ペニスの海綿体に流れ込む血流量を増やせる」という効果があるので、勃起力の回復ができるトレーニングです。
また、PC筋が鍛えられることによって尿漏れを防ぐ効果もあり、一石二鳥ですね。
詳しくはこちらをご覧下さい
⇒PC筋トレーニングで勃起力がみるみる蘇る!鍛えすぎには要注意?
2.前もってペニスリングを用意しておく
ペニスリングとは、ペニスの根元にはめて海綿体に流れ込む血流の逆流を防いて勃起させる道具です。本来は「ペニス増大」を期待して使用するものですが、勃たない場合にも効果があります。
ですので1回失敗して、後日もう1度挑戦するときに不安であれば、用意しておくに越したことはありません。
3.ED治療薬を飲む
これは言わずと知れたバイアグラなどの薬です。即効性を求めるのであれば、バイアグラやレビトラといったED治療薬しかありません。
一般的に言われている精力剤はサプリメント。つまり「食品」という位置づけなので、飲んだからといってすぐに勃起力が回復するものではありません。長期間かけて体質を改善していった結果、勃起力の回復も見込めるというものなのです。
つまり、即効性があるものを望むのであればバイアグラのような勃起薬を事前に用意しておいて飲めば大抵は効果が得られます。
ただし副作用などもありますし、また本来医師が処方する薬なので、できればネットの医薬品個人輸入通販などでは買わずに、病院にいって処方してもら方がベターです。
ネット上は偽物が多く流通しているので気をつけなければなりません。安さにつられては危険ですよ。
(関連記事)
☛バイアグラの偽物が激増!その危険性や副作用の実態について
4.前立腺マッサージをする
これはある種の性感マッサージなどでもサービスでしてくれる、一発で「勃つ」マッサージです。これを自分で自分にするということになるため、難易度的には高いですが。。。一応一つの手段ということで紹介しておきますね。
前立腺は男性の膀胱から尿道の通路をぐるっと巻くようにあり、直腸とも隣接しています。そこで、肛門から指をいれて隣の直腸の裏くらいから前立腺を刺激することで勃たせることができるのです。もう少し具体的に書くと
1)人差し指を第二関節くらいまで肛門に挿入します。
2)指の腹を下側にして直腸の壁から少し隆起した前立腺を見つけゆっくりさすります。
ただし、肛門に指をれるので、爪は切っておくこと、痔の場合は不可、刺激しすぎない(すると射精してしまう)というのが注意です。
5.勃起のツボを刺激する
これも必ずしも即効性があるかどうかは人によって差がありますが、基本的には効果のある方法なので、試して損はないです。
勃起するツボは左手の薬指にある三焦経(さんしょうけい)と言うツボです。

出典www.jamumarket.com
このツボを刺激する方法は、
1)薬指を親指と人さし指全体でつまみます。
2)親指の腹を使って、少し強めに小さな円を描くようにもみます。
3)3分続けます。
です。前立腺マッサージより遥かにやりやすいですね。
(関連記事)
☛男に効く最強のツボ!精力性欲アップにはここを押さえろ
6.一息置いてリラックスする
そして本来はこの方法が最も健全で、自然です。特に現実心因のストレスによって勃たない場合は、リラックスして副交感神経を活発にするだけでも勃起力が戻ってきます。
ですので、勃たない場合は行為をいったん止めて、相手と抱き合ったり、アルコール以外の飲み物を飲んだり、シャワーを浴びたりして、自分をリラックスさせたうえで再度挑戦しましょう。
勃たないことの予防法6
以上が「いざ!」という時に突発的に勃たなくなった場合の対策でしたが、もう少し緩慢にというか「最近ちょっと勃ちが悪いと思っていたら、ついに勃たなくなった」というようなことを含めて予防するためには、以下の実践をおすすめします。
1.タバコを止める
タバコのニコチンは、血管を収縮させる働きがあるので、海綿体に血液が流れ込む障害となります。喫煙者はタバコをやめるだけでもずいぶんと、勃ち方に変化を感じることでしょう。タバコはED以外にも体に様々な障害を与えますし、これを機に是非禁煙に挑戦してみてはいかがでしょうか。
2.酒は適度な量にしておく
適度な量の酒はリラックス効果をもたらし、副交感神経を活性化させるので、むしろEDの予防になりますが、過度の飲酒は逆効果です。大量のアルコールは脳の働きを弱め、「勃起しろ」という指令を送る機能が働かなくなるので、一時的に勃たなくなる危険性があります。
ですので、普段から節酒をすることもそうですが、今日はセックスするぞ!という日は酒は控えめにしましょう。
3.適度な有酸素運動を日頃からする
有酸素運動は血行を促進し血管の柔軟性を保つので、海綿体への血流の増加だけではなく、そのさらに根幹の男性ホルモンの分泌量のアップにつながります。ですのでウォーキングなどの軽い有酸素運動を週に3回程度行いましょう。
4.ストレスを解消する
勃たなくなる原因の大きなものは、現実心因のストレスです。仕事のストレス、家庭のストレス、人間関係のストレス、経済関係のストレスなどいろいろありますが、できるだけそれらを排除するようにしましょう。
またやむを得ずそのようなストレスを感じてしまったら、それが蓄積されないうちに、自由な自分だけの休息時間をとる、趣味に没頭する、睡眠をしっかりとるなどによって、早めにストレスを解消させましょう。
5.肥満体型の場合はダイエットする
アメリカのマサチューセッツ・メイル・エイジング・スタディと呼ばれる大規模な調査によると、肥満の判定の指標であるBMI値が高いほどEDは悪化し、改善しにくい結果が明らかにされています。つまり肥満自体が勃たない原因なのです。
これは肥満そのものが勃たない原因になるということだけではなく、肥満によって引きおこる糖尿病や高血圧、脂質異常症などの「器質性ED」の原因になる生活習慣病や動脈硬化も併発します。
それを防ぐにはダイエットしかありません。
食生活を見直すと同時に、筋トレや有酸素運動を取り入れて、BMIを正常値に戻せば、勃たなくなる危険水域から離れることができます。
6.食生活を見直す
ダイエットのためだけではなく、そもそもの勃たない原因を排除するには、バランスの良い食生活を心掛けることが大切です。
特に、高カロリーの肉類を減らし、低カロリー高タンパクの魚や、ミネラル豊富な野菜をバランスよく食べるようにするだけで、男性ホルモンの分泌が促され、勃たない、ということを回避できます。
特に、高カロリーで身体によくない脂を大量に使っているファーストフードの食品は、内臓脂肪を増やし、生活習慣病の原因になるので超・要注意です。
とはいえ、日々の食事に気を遣うってなかなか難しいんですよね。。
そういう人は普段の食生活にプラスしてサプリで栄養を補いましょう。
シトルリンDXを試した結果は以下記事に書いています。
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それでも万が一勃たなかったときにショックを受けないために
しかし、「ここまで予防の策をとって、リラックスして準備もして臨んだセックスなのに、勃たない!」ということも現実問題としてあり得ます。
男性は女性以上に微妙で繊細な生き物ですから、ちょっとしたことで勃たなくなることは、どんな人でも十分に考えられることなのです。
ですので、もしも自分の身に「勃たない!」ということが起こってしまったら・・・?
まずは「大したことじゃない」「普通のこと」「ただのタイミングの問題」だと平常心で受け止めましょう。
焦ったり、相手の女性に申し訳ないとひたすら謝ったり、ふてくされたり、ということはかえって状況を悪化させます。
そういう時には素直に「ごめん、小さくなっちゃたから、少し休憩させて」といって、相手と一緒に休憩タイムをとり、無駄な努力を止めましょう。
そして、相手が「いい子」なら「自分の魅力がないから勃たなくなった」とか「自分が下手だから」とか思うはずなので、それを「君のせいじゃなくて、単純にちょっとしたきっかけの問題だよ」とフォローできれば、素晴らしいです。
一人前の男なら、自分にとって本当はショックなできごとだとしても、そのように対処できる余裕がほしいところです。
まとめ
「いざという時に勃たない場合の緊急対策」と「勃たないことを避けるための予防策」の2つに分けて、男性を襲う危機の乗り越え方について紹介しました。
いずれにしても、「ストレス無縁の鉄面皮」か「絶倫の王者」でない限り、誰でも1度や2度は遭遇することです。ぜひ、日頃から身体と心の準備をして、もしもそういうことが起こったら、うまく対処しましょう。
本気で精力をなんとかしたい人におすすめの方法
- どうしても満足のいく勃起がしたい!
- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
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※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
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