なかなかHに誘ってくれない彼氏、誘ってもあまり興味のなさそうな彼氏。
そんなことが続くと、自分は女として魅力がないのかも(泣)と自信までなくなってきてしまいがち。
実際、性欲のない彼は一体、彼女としての自分をどう思っているのかも気になってしまいますよね。
彼をその気にさせるにはどうすればいいのか、また、近年増え続ける「草食系男子」の実態についてまとめてみました。
目次
理性的な「オクテ男子」たち
現代はセックスレスが増加しているという…というのは漠然としたイメージや、メディアの作り上げた風潮などではなく、まぎれもない事実です。
ここに「男女の生活と意識に関する調査」というデータがあります。
日本における性や妊娠・避妊・中絶や少子化などに関する男女の意識を調べることを目的に、一般社団法人・日本家族計画協会が2002年から2年おきに行っているものです。
(以下、データ引用「第7回男女の生活と意識に関する調査」)
2014年に行われた調査では驚くべきことが判明しました。
セックスレスの増加だけでなく、男性を中心にセックスに対する嫌悪感の増加が判明したのです。調査報告では「草食から絶食へ」という刺激的なタイトルでこれを紹介しています。
まず判明したのは初体験の遅れ。
過去の調査では、21才になると70%の男性が初体験を済ませています。
対して2014年の調査では24才になってようやく70%を超えます。男性の初体験年齢が3才も遅くなっているのです。
性に対してオープンになった現代において、なぜ男性の初体験が遅れているのか? 調査報告では次のような理由を考えています。
1.結婚せずに子どもを持つことに抵抗がある
2.子どもが欲しくない。
3.異性との関わりが面倒である。
4.喫煙経験がない。
5.両親の離婚を経験していない。
1.はいわゆる「デキ婚」を避けるために不用意なセックスは避けたいという考え方です。
「若者の○○離れ」はとかくネガティブに報道されますが、少なくとも「若者のデキ婚離れ」はとても理性的で賢明な考え方ではないでしょうか。
しかし、2.のように子どもが欲しくないという発想がベースにあるのなら、少子化の懸念はつのるばかりです。
4.の喫煙経験がない、は興味深い要因です。「酒、タバコ、セックス」の3つはかつて、「男性のたしなみ」とされていました。この3つをすべて経験してこそ一人前の男として認められる風潮があったのです。
かつての少年たちは、一日も早くこの3つを覚えようと精一杯背伸びをしていたものです。
タバコやアルコールの害が周知徹底された現在、若い男性の喫煙経験が減ったのは当然でしょう。むしろ喫煙率が低下していなかったら、理性と判断力を疑われてしまいます。
若者はタバコから離れていき、セックスからも離れていきました。
セックスについては「害」がまったくキャンペーンされていなかったのに(そもそも啓蒙すべき害や危険性はありませんが)、不思議なことです。
5.両親の離婚を経験していない=初体験の年齢が遅くなった、という推論も興味深いですね。
両親の離婚を経験した子供には、「母親や父親に感謝の気持ちがない」「結婚によって社会的信用を得たり、周囲と対等になれる利点はない」「自分の子どもや家庭を持てる利点はない」といった考え方が生まれがちになります。
2001年をピークとして、離婚件数はゆるやかな減少傾向にあります。
(参照厚生労働省「離婚の年次推移」)
離婚件数が減ってきたことで、今後は結婚に対してポジティブなイメージを持ち、セックスも肯定的にとらえる男性が増えてくるのでしょうか。それともネガティブな結婚観が、もはや常識として刷り込まれてしまったのでしょうか。
性欲のない彼氏=セックス嫌いな草食系男子?
初体験の遅い「オクテ男子」たちは、デキ婚を避け、タバコに手を出さない賢明さを持ち、両親の揃った社会的に健全な家庭で育ってきました。彼らを責めるべき要因は見当たりません。
少し前までは「若者が性に対して早熟なこと」が問題になっていたのです。それを考えれば、最近の男子はとても健全と言えるのではないでしょうか。「草食系男子」という言葉に、どこか揶揄するニュアンスのあることが、むしろ不思議でなりません。
デキ婚は避けたいというコンサバな考え方を持つ彼らですが、一方でセックスに対して嫌悪感も持っています。
「セックス(性交渉)をすることに、関心がない+嫌悪している」という男性は、08年の10.4%から10年 17.7%、12年17.7%と徐々に増加。14年にはついに18.3%まで達します。
年齢別に見ると、16~19才の34.0%がセックスに関心がないか、嫌悪しているのです。これは驚くべき数字ではないでしょうか。
さらに上の世代である既婚男性にも影響は確実にあらわれています。
04年では31.9%だったセックスレス夫婦は、14年になると44.6%に。夫婦の約半分はセックスレスの悩みを抱えているのです。
セックスレスの理由として男性側はまず「仕事で疲れている」(21.3%)を挙げます。これは過去の調査でもすべてトップになっていた理由。長引く不況を考えれば致し方ない気もします。
次に妻の妊娠、出産を機にセックスレスになってしまったケース。これも十分にうなずける理由です。
ED(勃起不全)に対する不安からセックスレスになった男性は実はわずか1.1%しかいません。
「面倒くさい」は10.1%、「セックスより趣味など楽しいことがある」は4.5%。
もはや現代男性にとってセックスとは、三大欲求のひとつどころか面倒でつまらないもの。むしろ嫌悪するものに成り下がっていたのです。
性欲の少ない男性6つの特徴
性欲が少なかったり、セックスレスに陥っている男性はどんなタイプが多いのでしょうか。
1. 恋愛や結婚生活があたりまえになっている
2人でいることがあたりまえになってしまい、ときめきや刺激を感じられなくなっているケースです。
妊娠・出産を機にセックスレスになってしまった夫もこれに含めることができるでしょう。彼らにとって妻はもはや存在せず、子どもたちのお母さんだけがそこにいるのです。
2.セックスに自信を失っている
EDや早漏といった性の悩みによって、セックスに恐怖心や抵抗感を抱いている可能性もあります。
初体験が遅いことでテクニックや知識に引け目を感じていることもあるでしょう。
3. セックスのよさが分からない
娯楽の少なかった時代は、セックスがそのひとつでした。今やネットで世界中を旅した気分になれる時代。セックスより刺激的で楽しいことは他にいくらでもあるのです。
4.元来、淡白なタイプ
絶対数は多くないかもしれませんが、元から性欲が少ないという方もいます。
5. マスターベーションで満足できる(満足している)
コミュニケーション能力をフルに発揮して女性と仲良くなり、イベントのたびにこまめにプレゼントを欠かさず、なんとか口説き落としてHに持ち込むって、実はとても大変な作業です。
「だったらマスターベーション(オナニー)でよくね?」
と割り切ってしまうのは、ある意味仕方ないことでしょう。セックスが愛情を示す行為だということが、いまひとつピンときていない人もいるかもしれません。
6.お金がない
5.とも重なる要素です。デートのたびに食事して。ホテル代もかけて、プレゼントもして…。避妊するためにはコンドーム代もかかります。それをケチればもっと大きな出費が待っています。
そう、セックスとはお金がかかるものなのです。
バブル崩壊、リーマンショック、デフレスパイラルに東日本大震災、非正規雇用の増加…。若者を中心に日本の男性はズバリ、お金を持っていません。悲しいことに、セックスにお金を使う余裕がないのです。
こう書いてしまうとミもフタもありませんが、性欲がない(少ない)ことより、お金がない(足りない)という現実があるのです。
セックスに対する嫌悪感の源は、意外とこうしたところにもあるのではないでしょうか。
二次元のアニメキャラをセックス離れの最大要因として叩く風潮は、見方が浅いと言わざるをえません。
彼をその気にさせるには?性欲のない彼氏との上手な付き合い方
パートナーがセックスレスだったり、セックスに対して消極的だと、女性は自分の尊厳を傷つけられたような不安で哀しい気持ちになります。
しかし、様々な理由でセックスから離れつつある男性たちに「もっと稼げ!」「妻として、女性としての魅力を感じろ!」とせがむのも、ちょっと酷ではないでしょうか。
セックスそのものに魅力を感じていない男性に精力剤を飲ませてもあまり効果は出ないでしょう(「その代金は俺が払うの!?」とさらに不安になるかもしれません)。
まずは一緒にいる時間を作ること。
セックスに至らずペッティングでも、さらに言えば手をつなぐだけでもかまいません。
また、少し性描写のある恋愛映画を家でのんびり一緒にみたり。
人間同士が触れ合う時間の大切さを共有していくことから始めなければ、「現代の病」を克服するのは難しいでしょう。
ただ、このタイプの男性は、女性の方からグイグイ行くことで逆に冷めたり嫌悪感を抱くケースもあるので、あくまで彼がその気になるまで女性からのグイグイ押しすぎには注意が必要です。
まとめ
男性の初体験年齢は10年前より3才も遅くなりました。
原因のひとつとしてセックスへの嫌悪感があります。
セックスとは意外とお金がかかるもの。セックス嫌いとは格差社会が生み出したゆがみのひとつかもしれません。
まずは人間同士のコミュニケーションを取り戻すことから始める必要がありそうです。
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