ネット上で、オナ禁をすればテストステロン(男性ホルモン)が上がって凄いメリットが沢山ある!というのを目にします。
オナ禁したらモテ始めたとかね。
「でもそれって本当?」そう思ったあなたが今このページを見に来たのではないでしょうか。
確かにオナ禁によるメリットをまとめたものは、個人個人の感想や結果であり、なぜそのような効果が得られるのかという根拠に関して説明しているところは少ないですよね。
これからオナ禁をしてみようか悩んでいるあなたには是非この記事を見てもらいたいです。
オナ禁をすることによるメリット(効果)・デメリットの根本的な要因を医学的観点から検証してみました!
目次
オナ禁でテストステロンが増えるのは本当?医学的根拠について
オナ禁をすればするほど、比例してテストステロンが上がると思っていたとしたらそれは間違いです!ということを最初に言っておきましょう。
オナニーとテストステロンの関係を調べた論文に「男性の射精とテストステロン濃度の関係」というものがあります。
男性28人を対象に行った上記のテーマ研究の結果述べられているのですが
この研究結果によると、オナ禁日数6日目あたりから上昇し始め、7日目でテストステロンの上昇はピークを迎え、8日目には下がり始め、更に9日目にはオナ禁前とほぼ同じ数値に戻っています。

引用 https://www.zju.edu.cn/jzus/2003/0302/030219.pdf
オナ禁をすることでテストステロンは確かに一時的にはかなり上昇しますが、その後下降し元の一定の数値に落ち着いて維持する。ということです。
また、この研究では8日目から研究対象者を2つのグループに分けて、一方のグループには一度リセット(射精)してもらい、テストステロン値の測定をしたところ、
はじめの1週間目と同じように7日目にテストステロン値はピークを迎え、9日目にはオナ禁前の数値に戻るということが判明しました。

引用 https://www.zju.edu.cn/jzus/2003/0302/030219.pdf
つまり、長期的にオナ禁をしたところで、テストステロン値は7日目を過ぎてしまえば下降し9日目には元の値に戻るし、1週間のオナ禁でリセット(射精)してから再度オナ禁しても、また7日後にはテストステロンが上昇するということがわかりました。
なので、実際にテストステロンが増えるというのは科学的に証明されていますが、7日目のピークのテストステロン値をずっと維持するわけではないのでそこは勘違いしないようにしてくださいね!
オナニーとテストステロンの関係性
ちなみに、オナニーをしている時もテストステロンは一時的に急上昇することもわかっています。
ところでオナニーする時はいつもどうしてますか?何かオカズに頼りますよね?笑
オカズの種類は人それぞれだと思いますが、ある研究ではアダルト動画を5分見た男性のテストステロン値は100%上昇していたという結果があります。
「え!だったらオナニーする方が断然いいじゃん!」
と思ったあなた。あまーい!
問題はオナニーして射精をしたあとにあります。
一旦射精をして精子を放出してしまうと、テストステロン値は一気に下降し、更に男性悪玉ホルモンと言われるジヒドロテストステロン(DHT)が分泌されてしまいます。
このホルモンには性欲を減退させたり、やる気を失わせたり、とにかく悪玉と言われるくらいですからデメリットの多いホルモンです。
オナニーの後に、急に眠くなったり脱力感を味わったりするのはこのホルモンのせいです。
しかしこのDHTのおかげで一日に何十回もオナニーするのを抑制してくれるわけです。人間の体って本当によくできていますよねぇ~!
ちなみに、1日でオナニーをしすぎることで「テクノブレイク」というホルモン異常を引き起こし死に至るケースもあります。
実際にそれで亡くなった少年はなんと1日で42回のオナニーをしていたそうです。
さすがにここまで出来る人はいないと思いますが、こういうこともあるんだよということを頭の片隅にでも入れておいてもらえればと思います。
オナ禁中の寸止めオナニー(汁遊び)はNG!
「じゃぁ射精しなければ、オナ禁中にちょっとくらいシゴいてもいいってこと!?」
と思ったあなた・・・いやいや、あますぎる!!!
そもそも寸止めオナニー自体がとても危険だということを認識しておいてくださいね。
精子が出ようとしては止められ逆流することで、射精障害や勃起不全、前立腺肥大になる人もいるくらいですからね!
寸止めオナニーするくらいなら、最後までしちゃってください!
オナ禁するならする、しないならしない。自分の意思をしっかり持った上でスタートしましょう。
オナってももう大丈夫!オナニーで失われる亜鉛補給にはコチラオナ禁で得られるメリットと効果
テストステロン上昇の効果に関しては最初に説明したとおりですが、オナ禁による他の効果についても見てみましょう。
よく言われている効果に以下のようなものがあります。
・抜け毛が減る
・肌の調子が良くなる
・目が二重になる
・モテるようになる
・集中力がつく
・冷静になる
・前頭葉の発達
・顔つきが変わる
などなど。
他にも数ヶ月から何年もオナ禁をした人によると、「何も怖くない」というような無敵な感覚が司るとされるスーパーサイヤ人効果なんてのもあるようです。
個人的には、目が二重になるというのはだいぶ怪しい気がしますけどね。笑
人それぞれ、効果も効果の出る期間も違うため、オナ禁をしたからといって一概にこれらの効果が必ず出るとは断定できません。
確かにオナ禁によってテストステロンが上昇するのは証明されているため、テストステロンが増えた時の効果は期待できることでしょう。
【あなたはいくつ当てはまる?テストステロンが高い人の特徴をチェック】
☛女を魅了する!テストステロンが高い人の12の特徴
また、オナ禁による前頭葉の発達は医学的にも証明がされています。
オナニーによって脳細胞が部分的に死滅することがわかっており、過度なオナニー(一日に何回もする)は思考力の低下や、記憶異常といった症状に至るということです。
オナ禁をすると顔つきが変わると言われるのは、前頭葉の発達により「意欲・創造・実行」の能力の働きが活性化するため、キリっとした顔になったように感じるのでしょう。
医学的に証明されている効果もあればそうでないものもあり、ネット上の情報だけではにわかに信じられないものも多々ありましたので、私の夫にもオナ禁をしたことがあるかストレートに聞いてみました。笑
<夫のオナ禁経験の実績>
ここからは夫婦でした会話をそのまま載せますね。
私「ねーねー、オナ禁ってしたことある?」
夫「うんあるよ。」
私「どの位?」
夫「10日位」
私「へ~そうなんだ・・・(結構短いぞ?これが普通か?)。その時って、何か効果とか変化あった?」
夫「ん~…股間が重たくなった。あと敏感になる。」
私「他は?」
夫「わかんない。」
私「そっか(゚▽゚)」
夫「だって女にとっての生理みたいなもので、そんな我慢できるもんじゃない。」
はい、調査終了!残念ながらあまり参考にならなかったです笑
もっとネット上で言われている効果について実証できる回答が欲しかったのですが。
10日じゃなぁ~。苦笑
人によっては10日位なんともないなんて人もいるでしょうし。
まぁ、もともと夫は性欲強めなスペックなのでここらが限界だったのね。と、ある意味納得はしました。
性欲の強さも人それぞれなので、オナ禁をそつなくこなせる人と地獄のような苦しみを味わうことになる人とに分かれるでしょうね。
夫の言う「股間が重たくなった」というのは、やはり射精しない間に溜まった精液がこのような症状になって現れたということでしょう。
オナ禁のしすぎで前立腺肥大症になるのも納得です。
「敏感になる」これについては、オナニーをしすぎると不感症や勃起不全(ED)になるということの裏付けのように思います。
常日頃からオナニーによる刺激を与えすぎるのは良くないということですね。
私の夫ではせいぜいこの程度しか検証できなかったのですが、やはりオナ禁による効果は医学的に証明されていないものに関しては人それぞれですので、自分で確かめてみるのが一番と言えるでしょう。
オナ禁中にオナりたくならないようにするコツと対策
オナ禁を始める前に、オナ禁するにはかなりの精神力が必要になることと自分との戦いであることを心に留めておきましょうね!
途中で挫折しないために、きちんした計画と断固として揺らがない目標を立てましょう。
そしてオナ禁を始めるなら必ずしなければならないこと。それがエロ禁です!
エロ禁
アダルトな動画や雑誌など、性欲を掻き立てるものは見ないこと。
これはオナ禁をする上でも一番大切になってきますね!
PCやスマホを使用するときは要注意です。オナ禁前に閲覧制限するフィルターをかける、SNSの使用を避けるなど自分でルールをしっかり決めましょう。
一人の居場所を極力避ける
さすがに人前でオナニーする人はなかなかいませんよね。笑
なので、家族と住んでいる場合は極力誰かがいる場所にいるようにする、一人暮らしの場合は一人で家にいる時間を減らすといった工夫をしてみましょう。
でも、トイレやお風呂は細心の注意を払わなければなりません!
個室で一人になれるというのは、オナニーにとっては最適な場所ですからねぇ~。
そこも自分との戦い!トイレからは10秒以内に出るとか何かルールを設定しておくといいでしょう。
瞑想
瞑想することで、ストレスの軽減や記憶力の向上、ポジティブな思考になるなど様々なメリットがあります。
オナ禁を始めたばかりの頃の、イライラやムラムラを抑制したい時は大きく深呼吸をしながら瞑想を行うと、心の落ち着きを取り戻すことができるでしょう。
長期のオナ禁は危険!オナ禁によるデメリットについて
オナ禁をすることで様々なメリットがあることは分かりましたよね!
ただし、物事には表と裏があるのが一般的です。
なんだかオナ禁によるメリットばかりが注目されてはいますが、きちんとデメリットについても知っておく必要があると私は思います。
オナ禁によるデメリットはほとんどない!メリットばかりでオナ禁するしかない!と言い切っているサイトも見たことありますが、そんなことは断じてありません!
日々作られる新鮮な精子を何日も何ヶ月も何年も貯めておいたらどうなるでしょう?考えたことありますか?
中期(60日~120日)から長期的(120日以上)なオナ禁をすることで次のような危険性、デメリットがあることもきちんと知っておきましょう!
・生殖能力の低下
・性欲の低下
・精子の運動量の低下
・男性不妊症
・勃起不全(ED)
・過度のストレスによる精神不安定
特にまだ若い人で、これから生殖活動(子孫繁栄)を考えている人には中期(60日~120日)から長期(120日以上~)のオナ禁はリスクの方が大きいと思います。
若い頃(10代~20代)は、オナ禁をせずともテストステロン値の分泌は人生の中で一番多いのです。
オナ禁をしたところで、初めに説明したとおり7日目のテストステロン値のピークを迎えたあとは下がってオナ禁前と同じ一定のラインで落ち着きます。
さて、ここで少し精子の事についても説明しておきますが
精子は常に作られ、時間の経った精子は死んで動かなくなります。
オナ禁をすることで、確かに次に射精される時の精液の量は増えますがその分死んだ精子も比例して増えています。
精子全体の質が落ちるとともに、精子のDNA損傷率も高くなり女性が流産しやすい原因になるのです。
不妊症の原因の半分は、実は男性側にあるとも言われているくらいですからね。
このように男として生殖能力が乏しくなる致命的なデメリットがあることを把握しておきましょう。
精子の生産は、自慰行為や性行為をして射精されることで活発になります。
かと言って、オナニーのしすぎによるデメリットも多いのは周知の事実ですよね。
まさに、「過ぎたるは猶及ばざるが如し。」
何事も程々が肝心で、良いと言われることでもやり過ぎは害になるということです。
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まとめ
オナニーのしすぎも当然ながら良くないですし、オナ禁のしすぎにもデメリットがあることをきちんと理解した上で、自分の現在の状況と相談しながら取り組んでみてくださいね!
私は、オナ禁をするのであれば短期(数日~10日程度)でのオナ禁を推奨します。
オナ禁というか、人によってはオナ減ですかね!
オナ禁7日目でテストステロンがピークを迎え、9日目には元のテストステロン値にもどるのですから、9日目にリセット(射精)するのがちょうどいいのではないかというのが結論です。
長期的なオナ禁でテストステロンの増加やその他もろもろの効果を期待するくらいなら、上記の間隔でオナニーをして、それに加えて食生活や運動習慣の改善をすることのほうがよっぽどいい方法だと思いますよ。
本気で精力をなんとかしたい人におすすめの方法
- どうしても満足のいく勃起がしたい!
- これが生きる活力なんだから、やっぱりもっと元気にしたい!
- めちゃくちゃ気持ちいい!という感覚を人生で一度は味わいたい!
という人は本当に多いです。
私の夫もその一人で、精力を高める方法を色々模索して試しており、その体験を本ブログにしています。
ただ、医療の技術がどんどん発達している現在ではやはり、
病院・クリニックに行って、医者に相談する
というのがベストの方法です。
私の夫も病院に行って、バイアグラなどのED薬をもらうのが絶対一番だという思いを持っています。
最近ではアダルト系で有名なDMMがED・早漏防止の診療をオンラインで受けられるクリニックのサービスを運営しているので、真剣に悩んでいる人は一度カウンセラーに相談することをおすすめしています。
ただ、
「病院行くほどではないんだけどどうにかしたいんだよなー」
という人もいるかと思います。
そういう人には、本ブログで私の夫が試した「精液を増やしてドバドバ出すことを目指す」タイプのサプリを使うのが良いかとおもいます。
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※あくまで個人の感想です。効果には個人差があります。
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参考文献
『男を維持する精子力』(岡田弘)
『ホルモン力が人生を変える』(堀江重郎)