聞いたことはありませんでしょうか?
「性欲が強い人は薄毛である」
「あの人は薄毛だから、あっちのほうはすごいみたいだよ」
というようなことを。この説は本当なのでしょうか?
ここではその「性欲と薄毛の気になる関係性」について詳しく見ていきましょう!
目次
性欲が強いとはどういうことか?
性欲が強い、とはどういう状態を指すのでしょうか?
性に対する欲望が強いということだけでしょうか?
しかし、欲望が強かったり、性に対する好奇心が強いだけで、肝心のセックスの行為そのものが淡泊だったりする人を「性欲が強い」とは言いません。
やはり、セックスが非常に長かったり、回数が多かったりするような「精力の強い人」を「性欲が強い」といいます。
それは一般の共通の認識と考えてよいでしょう。
それでは、その「強い」といのはどの程度の時間の長さ、行為の回数の多さを指すのでしょうか?
性欲が強いとはどういう基準?
その「強さの基準」を考えるうえで、参考になる調査がありました。
コンドームを製造している相模ゴム工業株式会社が行った「ニッポンのセックス」というアンケート調査です。
その中で、1か月における「年代別のセックスの平均回数」が示されています。
それによると、男性の場合のセックスの1か月の平均回数は、
30代:3.0回
40代:1.9回
50代:1.6回
60代1.2回
でした。
1番性欲が強くてもいい20代でさえ月に4回ですから、週1回という計算です。意外に少ないという印象です。
ただこれを平均と考え、「普通程度の性欲」の強さだとすると、ざっくりいうと、この倍の回数のセックスを1か月にしていれば、それはある程度「強い」と言えるでしょう。
少なくとも20代で週2回のセックスであればそれは言えると考えられます。
ただそれだと、60代でも月に2回で「強い」になってしまいます。これはちょっと少ないですね。
この場合は、60代でも20代並みにセックス回数があれば「強い」という基準がふさわしそうです。
結局は本人と相手の受け止め方による
ただ、それもネット上のコミュニティサイトやYahoo知恵袋などの相談サイトに寄せられる「性欲が強い」という内容とは少しずれるところもあります。
たとえば以下のようなものです。
●30代男性からの相談:「強すぎる性欲を抑えたいです」
よく勃起不全(ED)などで悩んでいる人を見受けますが、私はその逆で性欲が強すぎて困っています。10代や20代なら性欲が強くても良いかもしれませんが、私は30代にも関わらず性欲が強すぎるのです。1日に2〜3回オナニーをしないと、性欲を抑える事が出来ず、困ってしまっています。性欲を強くする精力剤などはよく聞きますが、性欲を抑えるにはどうすればよいでしょうか?何か対策があれば教えてください(引用元 オトコクラス)●彼は30代後半、ワタシは20代後半です。
付き合い始めのうちは恋は盲目とばかり、ほとんど毎日セックスしていました。
それは普通なのかな?と思いますが。。。。
5年経ったいまだにほとんど毎日しています。。。。
会えない日もあるのですが、会えば必ずしています。
その彼の性欲が強すぎて、どうしたんだろう?と最近疑問に感じてきました。
(引用元 教えてgoo)
いかがでしょうか?
男性の相談の場合は、ここまでいって初めて「性欲が強い」と言えるのか、ということを示していますし、女性の相談を読むと、毎日していてこれが普通だと思ったときもあるのか、ということが分かります。
これからいえることは
「性欲が強いかどうかの基準は、要は本人やセックスの相手がどう感じるのか、その回数などをどう受け止めているのかによる」
とも言えることになります。
オトコが気になる!性欲と薄毛の関係について
それではここからが本題です。
性欲が強いと薄毛だということは正しいのでしょうか?正しいとしたら、どういうメカニズムでそうなっているのでしょうか?
そのためには、まずどういうことで薄毛になるのかということを知る必要があります。
性欲が薄毛の原因物質「ジヒドロテストステロン」を増加させる
薄毛になる原因には、加齢やストレスもありますが、どの場合もそこには、男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン」と、男性ホルモンの働きを活性化させる「αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が深く関係しています。
そのメカニズムについて説明していきますね。
ジヒドロテストステロンは、髪の毛に栄養を運ぶ毛乳頭において、発毛を抑制する、つまり薄毛を起こすという指令を送るタンパク質を作ります。

出典 https://www.iimono-shokai.com/moubosaibou/
このタンパク質の働きで、毛母細胞が分裂しなくなり、髪の毛が成長しきれないまま抜け落ちてしまう現象が起きるのです。つまり薄毛です。
射精による亜鉛の消費が薄毛の引き金に
また同時に身体の中に亜鉛という物質があります。
これは薄毛の原因であるジヒドロテストステロンを作る酵素の働きを抑える作用があります。つまり亜鉛が身体の中に十分にあると、薄毛は起こらないのです。
しかし、このせっかくの亜鉛は、射精によって消費される、という現象もあります。
つまり、先に書いたように性欲が強い人は、セックスの回数が多いので、その分射精をする回数も多いはずです。
すると、体内の亜鉛が大量に消費されてしまうことになり、その結果、酵素の働きを抑えられなくなり、ジヒドロテストステロンが分泌されやすくなって、薄毛になるという現象が起こる、ということなのです。
これを数式で表すと、
性欲が強い=たくさん射精する=亜鉛が消費される=ジヒドロテストステロンが分泌されやすい=薄毛になる
ということですね。
つまり「性欲が強い人は薄毛である」というのは、身体のメカニズム的には正しいことだったのです。
なぜこういう言葉(俗説)が生まれたのか
ですので、こういう言葉が生まれた背景としては、上で書いたようなメカニズムによって、セックスの回数が多い人が薄毛である確率が高い、ということを、なんとなく人々は経験則の中で知っていた、ということがあるでしょう。
ただどうもそれだけではなさそうです。
多分この言葉が生まれたのは、江戸時代ですが、その当時の庶民なら誰でも知っていた話があり、それがこの「性欲が強い人は薄毛である」という言葉、あるいは俗説を生んだという見方があります。
その話とは「弓削の道鏡」の話です。
誰もがうらやむ伝説的な巨根の持ち主?弓削氏の道鏡
奈良時代には道鏡という法宗教の僧侶がいました。この道鏡というもともとはただの一介の僧侶が、時の女性天皇である孝謙天皇に異常に寵愛されて、僧侶の資格のまま「法王」という天皇と並ぶ地位を与えられたのです。
この理由は、実は道鏡と孝謙天皇は男女の仲で、とりわけ道鏡がそのセックスによって孝謙天皇をとりこにし、その結果そのような寵愛を受けたのだ、という俗説があります。
なぜ、道鏡は孝謙天皇をとりこにできるほどすごいセックスができたのか、というと道鏡は、驚くほど巨根だったというのです。
江戸時代にこのような川柳があります。
道鏡はすわるとひざがみっつでき
解説はしませんが、まさにそれくらいの巨根だったということが信じられていたのです。道鏡はその「武器」を十分に使って、孝謙天皇を喜ばせ、自分のとりこにして、思うがままに政治を操ったのでしょう。
もちろんペニスが異常に大きいだけでは満足させられません。回数も相当数行ったはずです。
こういう話が江戸時代にまことしやかに伝えられて、「僧侶=薄毛(ハゲ)は精力が強い=性欲が強い」という俗説が生まれたという流れです。
なかなかおもしろいと思いませんか?
ほかに性欲と関係するといわれている肉体的な特徴は?
以上で性欲と薄毛の関係性の話は終わりですが、せっかくですので、ほかに性欲の強さと関係性があるといわれている、男性の肉体的な特徴を挙げておきます。
薬指が長い
まず薬指が長いと性欲が強いといわれています。指をまっすぐ伸ばして、人差し指と薬指の長さを比べたときに、薬指の方が長かったら、男性ホルモンが多いことを示しており、結果として性欲が強いという説です。
鼻が大きい
これはよく言われる話ですね。鼻の大きさは、男性のペニスの大きさと比例するといわれています。
特に、その鼻の大きさも「全体的にふっくらとしていて先が丸く、小鼻が張っている」というのが特別にペニスの大きい男性の特徴だということです。ペニスが大きいのは先に書いた道鏡ではありませんが、性欲の強いこととほぼ同じことです。
ヒゲが濃い
ヒゲの濃さも男性ホルモンの量と比例しているといわれています。
よくヒゲを剃っても、まだ剃り跡が青々としている男性がいますが、そういう男性は男性ホルモンが多く、その結果性欲が強い、という説です。
また同じ観点で、指の甲に毛がしっかり生えそろっている男性も、男性ホルモンが多く性欲が強い、ということです。
唇が厚い
唇の厚さも性欲の強さと関係するという説があります。
唇は、性への積極性が現れる肉体的なパーツなので、唇の厚い男性は、女性にセックスの時にねっとりと積極的に奉仕し、十分に喜ばせてくれるタイプだということです。
セックスの回数の話とはつながりませんが、相手を喜ばすことに自分も喜びを感じる男性は、性欲が強いという表現をしてもよいでしょう。
収集癖がある
これは肉体的な特徴ではなく、その男性の趣味嗜好の話です。
物欲は、性欲とならぶほど、人間にとって重要な欲の一つです。
マンガやフィギュアなど、お金を惜しまずつぎ込んでいるものがある男性は、一度その女性のことが気になったら、徹底的に研究し、どの体位が一番感じるのか、どういう愛撫が一番いいのか、ということを調査し、それをしつこく何度も繰り返す傾向にあります。
セックスという挿入の行為についてはわかりませんが、セックスに対する執着、という意味ではこれも性欲の強さのひとつの現れでしょう。
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まとめ
「性欲が強い人は薄毛である」というのがあながち嘘ではなく、科学的に裏付けられる説だということがお分かりいただけましたでしょうか?
もしも、このコラムをお読みの人が男性で、かつ薄毛なら、性欲が強いということは相手をそれだけ喜ばすことができる、ということですので、人から「あの人は薄毛だからあっちのほうもすごそう」と言われていたら、その通りだと胸を張って、このメカニズムについて話してあげてください。
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